猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

著者冥利

「全国一の宮 神社盛り上げ隊 ジンジャーズ】広報担当いちの宮さん」という方が、『うん古典』をイラストつきで紹介してくださっています。こういうの著者冥利に尽きます。

嬉しいですね。

ありがとうございます! ↓

ameblo.jp

 

「全国一の宮」で思い出しましたが、今年、感染者数が少なくなっていた初春だったか、武蔵野国の一宮、大宮氷川神社に夫に車で連れて行ってもらいました。

生まれて初めて行きましたが、とっても良かった。

境内も良いし、なにより参道が凄かったです。

日本一長い参道なのだそうです。

 

コロナ落ち着いたらまた行きたいものです。

 

 

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耳鼻科二回目

きょう二回目の耳鼻科いきました。

今度は生まれて初めて点耳薬処方されました。

最近、薬の添加物を調べる癖がついていて、調べたけど、PEG(ポリエチレングリコール)は入ってなかった。

まじでここ15年くらいに飲んでた薬20種類くらい調べたけど、入ってたのはやっぱし薬疹起こした時のフェキソナジン塩酸塩だけだった……。

ありふれた添加物という割には薬には入っていない(今回こういう調べ癖のせいでこんなことになってしまった気もする。「あらかじめ分かって良かった」と言ってくれる人もいるが)。

 

 

それでもそれがアレルギー起こしたとしても、PEGのせいかどうかは分からんし、ワクチン打ったところで死ぬことはないのでは? と思うけれど、毎日こんなことで苦しんでいるのもイヤなので、昨夜、歯科心身症外来でお世話になった先生にもメールでご意見伺ったら、

「基本的には問題ないんじゃないかとは思いますが」

 不安のある状態の今は、私の生活形態など鑑みても、

「無理しなくても良いかなぁとも思います」

とのことだった。

 

それでもファイザー不足している今(アメリカじゃ余ってるはずだけど)、予約できるうちにして打ちたい気持ちもあるし、

もしも通勤があったり、人と接する仕事なら総合病院などを紹介してもらうなりしてリスクヘッジした上で絶対受けてるし、やむを得ず海外に行かねばならなくなればこれからだって受けるかもしれないけど、ほぼ引きこもり生活で、接する相手といえば夫だけで、その夫が接種しているわけだから(二回目はこれから)、かかりつけ医に「やめよう」と言われた状態で、別の医院で無理に受けても、不安に押しつぶされるだけだからなぁと思っております。

 もはや現状はコロナ云々以前に、心が歯科心身症と同じような状態になっている。

病は気からというけれど、 そんな状態ではかえって良くない、そういう時はスパッと決断できるまで、ジタバタしないでじっとしていよう、と思ってます。

 

 

 

それはそうと、昨日も告知しましたが、明日、このラジオに電話出演します。

6:25と早朝なので、もし早起きして、気が向いたら、聴いてみてね〜〜。


https://www.joqr.co.jp/qr/program/otona/

 

 

 くそ爺婆の本の話をします。

 

しかし下手な考え休むに似たりって私のためにあるようなことば。

ここ何日か、この手のことで頭を悩ませ、時間を取られすぎました。

仕事します!

耳鼻科

ここ数ヶ月、左耳の中がかゆくて、ここ二三日はもうそれが限界、昨朝はかゆさで目が覚め、昨夜は痛みも発生、今朝も続いていたので、とうとう耳鼻科いってきました。

私、アレルギー性鼻炎と喘息持ちとはいっても、耳鼻科にまもとに通ったのは小学五年生の時以来。

ハナは出ても、耳は強いのか、中耳炎もなったことないのです。

大人になってから一回だけ、2016年だったか、医科歯科の歯科心身症外来へ行く時(1999年に診てもらってた小野繁先生はその後独立したので、そこを受診してたのだが、2016年、閉院したため、また医科歯科へ行くことになった)、

ひょっとして出すかもしれない薬の関係上、歯科医ではなく医者の紹介状が必要というんで、いつもの例の内科医にたのんだら、「紹介状は書けない。歯のこと分かんないから」と断られ、「いや、歯とはいっても、心身症のたぐいなので」と食い下がっても「いやいや」と書いてくれなかったので(この内科医はホントーに慎重な性格で、ママ友に聞いてもやっぱし紹介状書いてくれなくて転院したという人もいるので、そういう人らしい)、

仕方なしに近場の耳鼻科に行きました。

そこは八十のおじいちゃんがやってる耳鼻科で、娘が小さいころ一度だけ行ったことがあったため、行ったら、私の言う通りに書いてくださったのです(この耳鼻科も今は閉院しました。小野先生は八十歳だけど、この耳鼻科の先生はもう九十近いと思う)。

 

 

耳鼻科へ足を踏み込むのはまじでその時以来。

治療は五十年ぶりくらいです。

目鼻口皮膚肺胃腸足腰……色々弱いところの多い私だけど、こうしてみると耳は強かったんですね〜〜。

 

 

で、スコープ的なものでとった写真みたら、びっくり!

右耳と左耳が全く違う。

左耳が真っ赤でした。

だけど耳鼻科医によると、右耳も炎症起きてるというので、両耳処置してもらい、抗菌剤処方してもらいました。

(この抗菌剤にはポリエチレングリコールは行ってなかったです。ありふれた添加物といいつつ、ここ数年もらった薬いっぱいあるけど、入ってたのはやっぱしフェキソナジン塩酸塩だけだった今のところ)

 

 

昼にのんで、いまは可もなく不可もなく。

てかまだかゆい。

治ってくれるといいんですが。

 

 

不安

きょう夫(65歳)、一回目のワクチン打ってきました。

一回目ということもあって接種後八時間経つけど、あっけないほど何でもない。

こればっかりは個人差があるからね。

 

 

ツイッターを見ても、当然だけど何でもない人が多いみたいです。

かかりつけ医もアレルギーの人もいっぱい受けてるけど大丈夫、と言ってたし。

だけど、私の場合、二年前の薬疹のことを考えると、薬疹が通常出るはずのない抗アレルギー剤で出たのは(普通は抗生剤が多くて、抗アレルギー剤は皮膚科によると、ごくまれだけど、ないわけではないとのこと)、その添加物のポリエチレングリコールの可能性はある、可能性がある以上、やめときましょう、すみません……と医者に言われて……。

 

 

もともとこの薬剤は今回、ワクチン打つに当たって、あらかじめアレルギー出るといけないというんでかかりつけ医に木曜に処方されたんだけど、帰宅後調べたら二年前、薬疹出たやつで、さらに調べたら添加物にポリエチレングリコールはいってたから、金曜にまたかかりつけ医に相談したら、「ほんとだ。やばいやつだ」ということになって、「やめよう」と。一方では、別の抗アレルギー剤出してくれるのかなという気持ちもあったのだけど、けっこうあっさり「やめよう」となりました。

もしも木曜に処方された抗アレルギー剤が二年前とは別のものだったら、そこまで調べずに打ってたと思うワクチン。

 

 

何かあったら医者も困るからな〜〜そうなるよな〜〜と思うし、

30年間かかっていて、私が心配性でストレスに弱いことは伝わってるし、何より人に会う仕事じゃないとか、通勤ないとかも大きいかと。

 

 

が、こんなふうに打てないことになってしまうと、 ツイッターなどで、「今度のワクチンは素晴らしい、コロナになるとこんなひどいことになる」的なツイートがつらくて怖くて、かかりつけ医に隠れて集団接種会場で打とうかとか焦りが出て困ります。

が、それやるくらいなら「コロナのほうが怖いんで」とかかりつけ医の所に行くほうがましだから(それで打つという可能性は私の中にはまだある)、集団ではやらないけれど。

取り残されていくような焦りと不安感がある。

 

一回目終えた夫は「あなたはほとんど引きこもってるんだし、どんと構えてあたふたしないことだよ」と。まぁ今まで以上に注意しながら生活していくしかないかな……とは思ってます。

だけど、打たないことの不安感、半端ない。

 早く打って安心したかったのにな……。

 

 

 

 

 

高反発より低反発

テンピュールのトッパーを薄いマットの上に敷いているのだが、八年経つし、高反発に変えようかとdinosで厚さ七センチのいいやつを注文、上にパッドを敷いて、試し寝したら、三十分と経たぬうち、去年八月以来の半月板損傷の右膝に激痛が!

あえなく返品となった(大物は取りに来てくれるからdinosはいい)。

高反発過ぎて、膝がまっすぐになって痛みが出たのだ。

低反発のテンピュールの時は、体の重みで膝が良い具合に曲がって、最近は痛みが出ないで済んでいたのだろう。

もとよりこの膝は、去年は曲げることもできず、まっすぐにもできずで、今年になって杖は不要になったものの、まっすぐは伸ばせず、サポーターないと痛いやつなので、こんなことになった。

 

 

調べると私のような小柄タイプ(147センチ、体重40キロ)は低反発のほうがいいらしい(先に調べておけ!)。高反発だと、かえって痛みが出る場合もあるようだ。

 

しかし、今の低反発も古くなったし、といっても大きさがセミシングルとハンパだし(家が狭いのでシングル二つは敷けない)、テンピュールのトッパーの同じタイプはないしで、テイジンのv-lapとかいうのの薄いやつでも敷こうかなと。

テイジンのやつはソファに小さいやつを使ってて、これも一種の高反発タイプではあるが、薄いので、わりと沈む。だから、これの安いタイプを買って上に置こうかな、という気もしてるが、しばらくは現状維持かな。

 

 

年々、痛いところが増えてくるな〜〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SNSの亡霊たち

ツイッターにもフェイスブックにもすでに死んでから何年も経つ知り合いが今もいる。そんな亡霊たちのいる場でつぶやいている。そう思うと妙な安心感がある。さびしさが軽くなるというか……。

 

 

その中には昔つきあっていた人、小学生時代に凄く仲の良かった人などがいる。

だから、なのかな。

 

 

思えば私の大好きな古典文学だって、書いたのはみんな死んだ人。

死んだ人のほうが話が通じることも少なくない、という時もあるよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

コマちゃん、野良だったから正確な年は分からないけれど、おそらく去年の四月ころ生まれたのではないかという。

なら一歳ちょいすぎだが、猫の一歳は人で言うと18歳、一歳半は20歳だという。

ということは、コマちゃんは今、花も恥じらう18歳過ぎということになるのだが、

その割にはボール遊びや、マットにもぐる遊びが絶えない。

いいんだけどね。

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「スキャンダルで読む百人一首」55&祟りが性器を直撃

今出てる「ハルメク」七月号に「スキャンダルで読む百人一首」55載ってます。今回は藤原公任。姉遵子は皇子も生まずに立后したため“素腹の后”と悪口を言われています(『栄花物語』巻第二・『大鏡』頼忠)。

magazine.halmek.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

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『日本の古典はエロが九割』……漫画ゴラクに「古典でエロチャージ」というタイトルで連載していたものに加筆訂正したものです。

中身がすごーく濃くて、自分的にはとても気に入っている本です。

編集者は『くそじじいとくそばばあの日本史』と同じ人なんですよ。

「祟りが性器を直撃」なんてことばが出てきて、我ながら笑える。

 

 

 

これも好きな本。「河童と男色」の章はぜひ読んでほしいです。