猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

トイレでいきんでいたら、何かが壁についた。 ンコかな?と思ったら、数珠玉くらいの大きさの、タニシ状のものだった。よくよく見たら、全体にタコ様のイボがある。それが六個くらい、尻から出る。調べたら、ポリープのようなものだと分かった。が、母が言う…

クリスマスツリーに鳥居、の謎

『丁寧に読む古典』という本がさっき送られてきた。 小松英雄著。笠間書院から。1900円。293ページ。 冒頭から、 「いまだに古今集の注釈書はダメです」 という説を紹介しし、 「痛いところを衝いている」 「『古今和歌集』の和歌だけにとどまらない、もっと…

写真は、タイの和ぼっちゃまが私ら友達に送っているメールマガジンから、和ぼっちゃまの許しを得て(和ぼっちゃま撮影)。 タイのクリスマスツリー。 鳥居のほか、SL、エッフェル塔的な塔、中華風な門も……。

夢の続き

家のすぐ上にあった公園で、盆踊りの夜、来た子にはお土産が配られるのだが、熱を出して寝ていた私のために、幼稚園児だった弟は「お姉ちゃんの分は?」とせがんで、もらってきてくれたのだった。 ということを、弟を連れて行った死んだ祖母が私に話して聞か…

平安時代にひまわりが?の不思議

「藤袴」巻のさいごのほうに、玉鬘の歌が出てくる。 “心もて光にむかふあふひだに 朝おく霜をおのれやは消つ” この葵を、どの注釈書も「ひまわり」としている。 小学館の古典文学全集も新編古典文学全集も、いまのところ『源氏物語』の一般向け注釈書の最新…

昨日の朝日新聞に、私が載ってた。 ということを、土本亜理子さんからの、 「今日も新聞でひかりさんの笑顔を見ました」 というメールで知った。 見たら、写真も載っててびっくり。 最近、新聞・テレビも見ずに仕事してたから、知らなかったよ。 新訳の紹介…

http://www.city.ashiya.hyogo.jp/women/index.html 芦屋市男女参画センターで、荒木美歌さんによる宇治十帖の絵の展覧会が開催されてます。 昨日はFM東京の松任谷正隆「タイムスペース」の収録に行ってきました。 松任谷さんの番組は二度目なので、楽しく喋…

やるせナスビ、ちょっトマト

きのう、うちの子が、造ったことば。 シバがうるさいから玄関に締め出し、そのあいだに、にゃあにゃあうるさい猫どもに餌をやっていたら、締め出されたシバが、「くううん」と向こうで鳴いた。それを聞いた娘が、 「やるせなーい、やるせナス、やるせナスビ…

ちょっとやるせナスビ(うちの子造語)な今日

「はじめに」やここでも言ってるように、私の目的は文学的綺羅で以て『源氏物語』を訳すことではない。 というか、そんなことは文豪の仕事であって、エッセイストの私がするようなことじゃないし、できない。 私の役割は、そういう綺羅に満ちた訳ではなくて…

ありがちな苦労話に、 「母は買いたいものも我慢して、行きたい所にも行かず、自分を育ててくれた」 なんてのがあるが、忙しいサラリーマンはみんなそんなもんだろう。 ふだんは夜もふけるまで働き、朝も早くから勤めに出るので、お金はあっても見たいものが…

哀れビーグル犬

犬の散歩をしていたら、近所の動物病院のおじさん(獣医さん)がビーグル犬二頭を散歩させていた。 そのうち一頭の顔面にざつくりと、丹下左膳か木枯らし紋次郎といっても分からない年代も多かろうが、深い傷跡があるのだ。あまりに目立つので、 「喧嘩でもし…

突然ですが…

http://www.purplemoon.jp/blog/2007/09/post_366.html ヨルダンのラーニア王妃、美しい……。 世界で最も影響力を持つ百人の一人と言われているんだそうだ。 そりゃあこんな美しい人が何かものを言ったら、それだけで真剣に耳を傾ける気にもなるわな。 まして…

能は誘われないとなかなかね

きのうは誘われて「友枝喜久夫十三回忌追善」の能をみてきた。 船弁慶、狂言の清水(野村萬と万蔵)、友枝昭世の半蔀、井上真也の道成寺と。 船弁慶も半蔀も退屈。しかし夕顔に関する能の解釈も学べたし、道成寺は人によって、またその時々でまるで違うってい…