猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

2009-01-01から1年間の記事一覧

昨日、皆で母の病院へ、医者と病院の社会福祉士に退院後どうすればいいのか等、話をうかがいに行く。 弟も来た。 弟も弟なりの事情があるのだなぁ。 父と話すのは相変わらずストレス。 今朝から子供が八度の熱。 いちにち寝かせていたおかげで、夜、少し下が…

http://d.hatena.ne.jp/maonima/20090520 区民センターで話をしてちょーだい、地域のためよ、って言われてたこの件。 その後も電話はかかってきて、11月末頃、全訳が終わるから、その時考えるとかいって先延ばしにしていたら、やっぱし昨日、お電話が。 地域…

五年前から訳してきた『源氏物語』、直しても直しても……であったけれど、やっと今週20日に再校ゲラを渡せば終わる。 最終原稿を入稿した9月末には、母(六年前の十月、脳出血で倒れている)が脳血管性の認知症で精神科に入院する(認知症患者は精神科に入院する…

草薙厚子の『子どもが壊れる家』(文春新書)によると、 神戸の須磨で起きた連続児童殺傷事件の犯人A少年は、小さい頃、サスケという犬を飼っていて、小学三年生の頃、 「お母さんなしで生きてきた犬」 という作文を書いたのだそうだ。そこには実は当時の担任…

トイレに行こうとしているのに、温泉の地獄谷のようなところを下っていって、泥沼温泉ではなく泥沼トイレのようなものだと知らされ、上のほうに引き返す。上の道に通じる扉があるのだが、扉をあけるとまた扉、またあけるとまたまた扉……と、あけてもあけても…

朝一(九時)のTHIS IS ITを家族で。 夕方は母の見舞い。 今日はいつになく不安定だった。 おととい父が私宛に柿を置いていって、それを私がいつ取りに来るのか、父は今日取りに来るはずと言ったはずなのだが、母は時間の感覚が失われているから「遅い」と感じ…

カレンダーの季節

来年のカレンダーが並ぶ季節となった。 大学のサークルの後輩が、コラムを担当した月の満ち欠けカレンダー。 人間の心身は、月の満ち欠けに密接に関わっていることはよく知られた話。 自分のカラダの変調なんかを記録すると、月の満ち欠けと意外な相関関係が…

昨日からじんましんがひどい。 じんましんはここ数年、慢性化していて、シバの散歩のたびに出ているが、こんなひどいのは久しぶり。 手足はもちろん、首にも気持ち悪いほど出ている。 夜中もかゆさで目が覚めた。 急に寒くなったからだろうか。とくに夕方か…

WEB日本語、更新

日曜の朝とか、心とけて寝ている時に、不意にやって来る宗教の勧誘が、イヤだ。 こういう人は決まって、 「すぐ近所に住んでいる●●ですが」 と名乗って、こちらがすげない対応ができないように牽制する。 しかも、出ないでいると、二度三度とインタホンを鳴…

母の見舞い。 今日は夜行ったせいか、母も眠そうで、前回より元気はなかった。 「明日から英語の教室があるのに、教材が揃ってない。有隣堂で用意したいのに」 と、妄想は相変わらず。 昼間、看護師か介護士の男の人に病院の売店に付き添ってもらって、アイ…

母の見舞い。 「退屈じゃないか」 と聞くと、 「大丈夫。考え事しているから」 と言うので、 「何を考えているの」 と聞くと、 「今日のご飯は何かな、とか、退院してからのこととか」 「退院してからどうしようと考えているの」 「うまくすると、ここの英語…

今日の夢も変だった。 凄い強い男二人と私一人とで、鋏を持った奴らと戦うも、凄い強い男二人が別室に行ってしまい、残された私は、弱そうな鋏をもった奴に切られそうになっている。 と、場面は変わって、慶応大学のどこかのキャンパスに私は向かっているの…

『ブス論』絶版

単行本の『オバサン論』と、文庫本の『ブス論』が、絶版になるそうだ。 どっちも筑摩書房。 『ブス論』は、雑誌「鳩よ!」で1999年から連載し、2001年にマガジンハウスで単行本になり、2005年にちくま文庫になった。 非常に思い入れの深い本だけに、とても残…

すべてを忘れて眠りたい

やっとこ『源氏物語』最終巻の初校と、相変わらず召人との関係も波線でつなげた系図を作って、渡す。 あとは「おわりに」をし上げて、再校を待つのみ。 今回、『源氏物語』は未完ではなく、やはりあれで完結なのだと確信がもてた。 根拠は、来年一月十日に出…

今日も母の見舞い。 今日は忙しいので、実家に寄らず、そのまま帰宅。 「ああ良かった。あなたの分の夕飯ももう予約しといたから。でも●●ちゃん(うちの子。今日は留守番で行かなかった)の分も頼んじゃったけど、どうしよう」 と食事に関しておかしなことを言…

昨日は、自分が中高生になってて、運動会に参加している夢を見た。 といっても、私はひとりで見ているだけで、やがてお昼にしようとして、ふと、 「運動会って、お弁当は皆で食べるものだよな」 と思い、さして仲良くもなかった人たちと二、三人で弁当を買い…

昨日、シバの夜の散歩、九時に行ったのに、家に着いたのは十一時過ぎ。二時間も歩いていた。 二時間といえば車なら実家に行けるくらいの時間である。 しかしもちろん歩きなので、そう遠くには行けない。 いったいどこをさまよっていたかというと、近くの寺で…

皆で母の見舞いのあと、父を実家に送りがてら、いつものように父もまじえ、実家近くの蕎麦屋で夕食。 認知症の母と話すより、父と話すほうがかえって疲れる。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091007/187198/?P=5

母の妄想

母は脳血管性の認知症ということなのだが、今現在、妄想があることなどからだろう、ジプレキサとワイパックスが処方されていると昨日知った。ジプレキサは最小容量の5mgをさらに半分にして投与しているそうだが、認知症患者へ投与して死亡した例もあり、認知…

動物のリアクション

第六巻、12/10発売は無理のようだ。 1/10になるらしい。 「ひととき」の締め切りとか、12月末にしといてもらってよかった……。 http://www.youtube.com/watch?v=4p6ILSx22ks&NR=1 猿は凄い。 落ち込みがちな時は動物に限る。 http://www.youtube.com/watch?v=…

ちょっくら伊東に行っとった9

帰りの車(9/26) 今朝の夢。 生まれ育った白楽の家の48年前の写真を見ながら、現在位置に立っている。ほとんど変わっていない。以前からここは密集していたんだよ、こんな横浜の下町だけど、新潟なんかより都会でしょなどと夫に説明しているうちに、母が自転…

ちょっくら伊東に行っとった8

日にあぶられて 中川昭一が死んでしまった。 好きだったのに……。

ちょっくら伊東に行っとった7

熱海 今日も母の見舞いに行く。 父も来ていたので、そのまま実家へ行き、そば屋で夕飯。 入院した前日には、お隣に行って、 「お宅で、娘と息子のお骨を預かっていただいているはずなので、返してください」 と言ったりしていたらしい。父もとめられずに、一…

城ヶ崎

「私が治ったら」 と、母方祖母が八十代後半以降、よく言っていた。 祖母はリウマチで、晩年、歩けなくなっていたのだが、 「いつか治ったら」 と思っていたのだ。身内は、母も叔父も私も、 「老衰もあるんだし。治りはしないよ」と思っていた。 現に治らぬ…

ちょっくら伊東に行っとった6

ちょっくら伊東に行っとった5

車酔いして、犬(当然酔わない。超強い)にパワーをもらう子 このどっしり感! WEB日本語更新、 http://www.web-nihongo.com/column/yakusenai/index.html 今回は亥の子餅にかこつけて、「餅を食うこと」イコール「セックスすること」と、決めつけています。 入…

ちょっくら伊東に行っとった4

父から母入院のメールが。 それも、横浜国立機構医療センターという、我が家からはとてつもなく不便な場所……。 父とは不仲とはいえ、電話もなしに、メールというのにも少しあきれるが、仕方ない。 早急に見舞いに行こう。 体重はここ一週間で十キロも減って…

ちょっくら伊東に行っとった3

夫婦別姓。 結婚時に、保険からカードから大学・中高の名簿から、何から何まで書きかえる手続きをしなきゃいけなかった私にしてみれば、もっと早くにしてもらいたかったと思う。 問題は子供の姓だが、十八とか二十歳までは姓無しの名前だけで、十八とか二十…

ちょっくら伊東に行っとった2

初めての海を見ている 昔、会ったことのある山中麻弓さんの『麝香魚』を読む。 不思議な読後感。 どれも、え?これで終わりという終わり方で、なにか放り出されたような不安感を覚える。 登場人物はそのあと、東電OLのようになったり(山中さんの小説集、読ん…