猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日母の見舞いと父とのはなしあい。 そのためにここ三日くらいかかりきりで、資料の準備もしたのに、 とにかく父と接すると疲れて、果てる。 母の介護度が出た。 要介護3だった。 今週は老健・有料ホーム巡りの週となりそうだ。 遠いからしんどい。 それ以…

私はいつも栄養を気にして、カップヌードルとか何年も食べてないのだが、今日はどうしても麺類が食べたいのに、蕎麦がなかったから、夫用に買っておいたカップヌードル(時々無性に食いたくなるらしい)を久しぶりに食べたら熱々でうまかった。 TBSでやってた…

いま犬の散歩から帰って来てポストみたら、小谷野敦さんの『大河ドラマ入門』が。小谷野夫妻のイラストがむっちゃ味ある。「妻」の「六点」はp37、50(緒形拳)、104、106、113、117と見た。

大河ドラマ入門 (光文社新書)作者: 小谷野敦出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/01/16メディア: 新書購入: 2人 クリック: 38回この商品を含むブログ (26件) を見る

http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20100125 若い人はあまりオリジンを探ろうとしないのかぁ。 これはあるていどいつの時代もそうなのではという気もするけど、 『源氏物語』読んでると、『史記』から『文選』から、いろんなとこから引用があって、私は古代…

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20100126bk05.htm こないだ受けた読売の取材がネットにも。この時期、本当にありがたいことです。 が、私はこんなに文豪訳に好意的には喋っていないんですよ。 「見る」「語らふ」は「男の真剣さによって使い分けた」と…

昨日は母の見舞い。 病院からはそろそろ出て行ってほしいと打診されているが、母は案外、ここが気にいっているようで、 「なにか嫌なこととか、困ることある?」 「それがないのよね」 「食事も出てくるし、病院は何かあっても安心だもんね」 「そうそう」と…

昨日は『源氏物語』の担当の方が『源氏物語』が完結したお祝いをしてくれた。

ゲラを見てくださった石田百合子先生と三人で。 石田先生は75だが、頭脳もカラダもお元気で、こんなふうな感じなら年取るのもいいなと本気で思わせてくれる。 でも私は酒を飲む体力に欠けてるから、きっと無理だろうが。 石田先生の亡くなった御夫君石田穣二…

三浦佑之さんから『平城京の家族たちーゆらぐ親子の絆ー』(角川文庫)を頂く。

これ、『万葉びとの「家族誌」』の文庫化で、単行本も持っているが、かなり加筆訂正してあるようだ。 佐々木あららのやってることって格好いい。ちょっと佐藤雅彦さん的というか…… TBSで見た有料老人ホームで孤立させられ、三階から転落死した90歳の老人のこ…

切手でインポ診断

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1393875841&owner_id=6032392 全体に公開の日記だからここで紹介してもいいかなと思うんだけど、 このインポテンツの確認方法には驚き。 そんな方法が、真面目に『家庭の医学』に書かれているとは。 「嫌な秘密を抱えた郵便…

イザベラ・バードの『日本紀行』を読み出したら、はまってしまった。 通訳の伊藤が気になってネットで調べたら、伊藤鶴吉といって、神奈川出身。55歳で亡くなったらしい。 検索すると写真も出てきた。 ある名前をナルキチとよむのだと思って、ずっと陰でナル…

ここんとこ古典以外の本もいろいろ見たり読んだりできるようになった。 『渋澤龍彦との日々』二番目の妻澁澤龍子の。 澁澤龍彦の訳したサドの本とか、『夢の宇宙誌』『東西不思議物語』『世界悪女物語』とか読んだものだけど、澁澤龍彦って実は大したことな…

http://www.youtube.com/watch?v=2gISEoMIe3c&feature=player_embedded 広告マンの田中宏和が作詞、作曲家の田中宏和が作曲、webに詳しい田中宏和がネット配信……それぞれの田中宏和が得意分野を活かして、協力して作った田中宏和の歌。 なんか、五つ子がそれ…

瀬野先生が、私の『源氏物語』のお礼に送って下さった「トルコ紀行」(佐世保文化協会機関誌「火の国」39号)を読んだ。 これが飄々とした味があって(と、先生の書いたものに対してこんな上から物を言うような口ぶりは失礼かもだが、気にせずいく)、 歴史学者…

『愛とまぐはひの古事記』を『源氏物語』第六巻と共にYさんに送ったら、 「あなた、しらなかったけど、なかなかの曲者だったのですね」 のお礼メールがきて、うっひょひょ〜と小躍り。 あと瀬野精一郎先生からはご自身の「トルコ紀行」のお礼も。 Yさんとい…

自分と他人に期待させてはがっかりさせる、その繰り返しで生きてきた気がする。 昔、好きな人に、 「クラシック・オン・TV-CF」ってCDがうちにあるのを見られた時、 「こんなもん買うなんて大塚さんてカッコ悪〜い」 って、言われたこと、今ふと思い出した。…

感謝三連発

昨日は母の見舞い。 いつものように車椅子で、 「ここにはイケメンがいない〜」 と叫んでいるお婆さんがいた。 母も車椅子にベルトでくくりつけられて職員に薬をのまされているところで、そのあとお手洗いに行くと言うから、例によって車椅子を押して、トイ…

ある売れっ子作家が、 「自分なんていなくてもかまわないんじゃないかという思いによく襲われる」 と書いていたが、かけがえのない人なんてこの世にいないんじゃないか、逆に代替可能でないと、人は悲しみも癒えないし、生きていけないのではと、最近、よく…

昨日1/7は母の改めての介護認定のため、認定士が病院へ来て調査。 歩くことはおろか立ち上がりもできず、「子は三人」と母は答えていたと、父からメール。 こないだ二回目の脳出血を起こした12/13の前、12/7の調査の際は「二、三人」と答えてたのが、今回は…

たぶん今日発売

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480424865/ref=pd_lpo_k2_dp_sr_1?pf_rd_p=466449256&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_t=201&pf_rd_i=4480424814&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_r=1V2YEC32ZHTAGBJTY2R7 月に一度くらい、シバには食欲のない時期があるんだ…

今年も春から古典三昧

★年末からずっと『今昔物語集』を小学館の新編古典文学全集の一(『今昔物語集』巻十一)から、必要に応じて岩波の大系の一にもさかのぼりつつ読み返してる。 大急ぎで飛ばし読んでるから、いま、巻第三十。 あと一巻。 大事な会議の時、同僚がちんこ丸出して…

頭が痛くてご飯作る気にならず。 昨日に続いて出前も飽きたし、うどんにするかな。 今頃、母は、夕飯終えて、車椅子でトイレに連れて行かれている頃か……。 と思っていたら父からメール。 このままずっと車椅子なのかな……。 母が痴呆症になり脳出血を再発して…

早稲田的なものはなぜ嫌われるのか

http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20100103 小谷野さんが答えてるけど、村上春樹はそれこそただ早稲田卒ってだけな気がする。 イメージなんだと思う、埼玉はださい、みたいな。 イメージが作られるにはそれなりの根拠があるのも確かだけれど、これは根拠薄…

http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20091228 ここのね、 「早稲田的なもの」 っていうの今見つけて、気になっている。 早稲田的なものって何なんだろう。 普通に考えつく、一般の人が抱きそうなイメージってのは、私が今まで耳にしてきた悪口とかから推測す…

早稲田的なものって何?

年末気分もなかったし正月気分もないのは、母の入院のせいとか、私がほとんど外出しないせいなのかと思っていたが、 犬の散歩をして、気がついた。 犬猫がいると、季節感、ほんとなくすのだ。 犬猫は毛の抜け替わりというのはあるし、猫は夏と冬の居場所はま…

一日は母の見舞い。 まだ食事時まで一時間もあるのに、母はじめ、車椅子の患者たちは食堂に出されていた。 ひとり、ずーっと、「なんか面白いこと言ってください」「仲良くしてください」と叫び続けているお婆さんがいて、私と子供が母と 喋っていると、その…

あけましておめでとうございます。

今年もまた年賀状を書けませんでした。 いっこうに書く気にならなかったというか。 でも、人様から素敵なデザインの賀状を頂くと、 ああ、私も虎と猫のコラボのを作るんだった! と少し悔やんだりして。 だから、ここにてご挨拶。 去年は『源氏物語』の最後の…