猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『岩佐美代子の眼』

わたしは笠間書院の回し者でも頼まれたわけでもなんでもないのだが、この本はとてもためになる。 『岩佐美代子の眼』によると、岩佐の父方祖母は渋沢栄一の娘、母は児玉源太郎の娘。岩佐は現天皇の姉の同級生で遊び相手。知らないうちに見合いさせられ19で結…

癒し系の食べ物

くじけがちなこの頃、 八百屋で久しぶりに焼き芋を。 おばさんおじさんが先般のシバの逃亡を、 「どうしちゃったのかしらねー」と心配してくれたから、 「私も良い教訓になりました」と言うと、 「うんうん」とうなずきながら、 「ほんとねぇ」 とふたりして…

人はなぜ犬に話しかけるのか

ゴミ回収車の人がシバに話しかけてる。 「おはよう、見に来てくれたの、あったかいからいいね〜ばいばい」 人はなぜ犬に話しかけるのか。 犬は何も答えないのに。 同じほ乳類だし、人に飼われてる犬だから何か通じる、話しているうち伝わるって感じるのだろ…

酉陽雑俎

ここのところ『酉陽雑俎』読んでる。 『宇治拾遺物語』のこぶとり爺の話や、 『伽婢子』の人面瘡の話とか、 ここに原話のあるものは多いんだな。 妬婦津の話とか、嫉妬深い妻の恐ろしさを描いた説話が多いのも、家父長制の古代中国らしいなぁ。 側室をもって…

今日は「芸術新潮」が『源氏物語』の取材をしてくれた。 取材者は名前からしててっきり女の方だと思っていたら男で、驚く。 家の小汚さと狭さに、相手も驚いていたような面持ちだったのは、私の気のせいとも限るまい。 3/25発売の四月号。

『就職先はブラック企業』『ブラック企業の闇』ぱーっと読んだ。 あるメガバンクの行員はバブル時代、 「更地になった、地上げの土地を見ると勃起しました。それくらい興奮するんですよ。この土地にまた新しい建物ができ、その資金を私が融資できることを想…

WEB日本語

ここんとこ、母のことであまりに毎日頭がいっぱいだったもので、2/1に更新されてたの忘れてました。 http://www.web-nihongo.com/column/yakusenai/index.html 今は次の原稿書いてるところ。

男が結婚退職する業界

今日も見学。 やっと一つに絞り、仮押さえ。 ここから十日後、病院にて本人面談(家族も付き添う)、さらに一週間後、体験入居、気に入ればそのまま本契約という運びに。 母の体調も良く、何ごともなく入居となってくれればいいのだが。父はいつの間にか「在宅…

今日も三時間以上かけて病院往復。 今日は弟と。 ワーカーさんと今後のことを相談するため。 疲れましたが、有料ホームに関する収穫はあり。明日は夫と(たぶん父も)、病院のワーカーさんが紹介してくれた民間介護施設紹介センターの相談員さんの付き添いで、…

http://mainichi.jp/enta/book/hondana/news/20100214ddm015070026000c.html 毎日新聞に、こないだの取材が載ったようだ。 今日は、久しぶりにのんびりできたが、風邪をひいたのか、鼻水とくしゃみが凄い。

三浦佑之さんの『日本霊異記の世界 説話の森を歩く』(角川選書)

日本霊異記の世界 説話の森を歩く (角川選書)作者: 三浦佑之出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版発売日: 2010/02/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (5件) を見る

介護労働者の待遇改善を要望する署名活動 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=41600844&comment_count=224&comm_id=373793知れば知るほど介護の人の仕事には頭が下がるばかり。 署名運動がどれほど効果的かは分からないけれど、これは本当に心から少しでも改善さ…

昨日から雨なのでシバを玄関に入れてる。

今日は朝七時に家を出て、九時に病院に着いて先生のお話を聞く。 MRIをとらなかった理由も納得いくよう説明してくれた。 大きければCTで出るのだが、脳梗塞があったとしてもごく小さいだろうから緊急性はないとのこと。 でも心配だろうからと、週末には検査…

近くの老健見学。 自転車で三分くらいで楽。 が、平均五ヶ月で出なきゃならず、出た人も他の老健を回ってまた戻ってきたり、特養待ちがほとんど。 お父さんが藤沢にいるならそっちで探したほうがいいのではと勧められる。 また特養、老健、有料すべてかけも…

夜、●●より電話。

先週4日、母がまた病院で様子がおかしくなって、検査をしたが異常なしとのことだったのだが、精神科の先生によると、 「とにかくリハビリ室の先生にも話を聞いてほしい」との話だったので、●●に今日、病院へ聞きに行ってもらったのだ。 すると、リハビリ室の…

昨日は誕生日だった。 要介護3の母の今後を考え、夫と父と三人で、ベネッセとワタミの有料ホーム四施設見学した。 ワタミは綺麗で活気のある感じ。 ベネッセは静かで、真面目で堅実な感じ。 父はワタミが気に入り、夫はベネッセがいいと。 いずれにしても二…

今日も朝から気分が重く、なにか体中が痛くなってる。恋だ愛だで悩んでいられた昔の自分は幸いだったのだと最近痛感するけれど、その時は定職もなく貯金もなく将来の展望もなくほんとにどん底な気がしていた、だけど心のどこかでは気づいていた気もする、自…

同窓生の野村育世さんが『絵本日本女性史1』を出しました。

野村さんの研究成果を押し出しながら、一見マニアックにも見える具体的なエピソードで要所要所を押さえつつ、女性史の流れをつかめるいい絵本 日本女性史〈1〉原始・古代・中世作者: 野村育世,石井勉出版社/メーカー: 大月書店発売日: 2010/01メディア: 大型…

シバ逃亡。 子供がシバの散歩をしてくれたはいいが、逃亡。 道行く人に飛びかかって、ひとりのおじさんのズボンにかみついてしまった。 家の前だったので、おじさんに謝ったが、 「迷惑だよ。かまれたよ。ズボンの上だから脱ぐわけにいかないけど。これ、狂…

今日は朝七時に家を出て、戸塚と藤沢の老健二つを周り、病院でケアマネと初顔合わせ。帰宅したのは夜八時で夕飯作って食べたらこんな時間。 まだこれからシバの散歩と仕事なのに、 疲れた。 ひとしお疲れたのは、母の様子がまた少しおかしくなって、今までに…

ぐっどうぃる博士の『男が「本当に考えていること」を知る方法』が文庫になった。

これ、単行本で出た時、買って、ほんとに感動したものだ。 従来の恋愛相談とはまったく違う、真に実用的な、だから古典になり得る恋愛本だと確信したのだ。男が「本当に考えていること」を知る方法 (王様文庫)作者: ぐっどうぃる博士出版社/メーカー: 三笠書…

いずれにしてもしばらくは父が母を在宅介護することになろうから、 今日はそのために、小規模多機能二箇所に電話。 一箇所Aは父が友達から教えてもらったところで、父が見学に行く約束をしているというから電話してみたのだが、とっても感じが良かったけれど…

ゆうべ電話で来月80になる父と大げんか。 私の「施設に入れる」という言い方が気にくわないと。 「お母さんは荷物か何かじゃないんだから、あっちからこっちへ運ぶみたいに、施設に入れるとかいう言い方は気になる」と。 そんなわけない、もしそうならどこの…

疲れたけれど、まだまだ

『物語としての痴呆ケア』(小澤勲との共著)などの著書もある、昔、ご近所に住んでらして、私が歯科心身症で苦しんでいた時、ご飯を食べさせてくれたり大変お世話になった土本亜理子さんが昨日、メールと電話で「小規模多機能」という介護システムがあること…