猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

2011-01-01から1年間の記事一覧

27,28は川場のスキー場へ。 近くに、犬も預かってくれるいい温泉宿を見つけたので、そこに一泊。 宿もお部屋もとっても広く、食事も美味しくって大満足。 泊まりだと疲れもいつもより軽いし、犬宿と違って、人と犬が別々なので、ゆったり過ごすことができた…

病気の階級性

いま朝日新聞の「患者を生きる」って連載で、疥癬のことが出てるけど、 江戸時代の『塵塚談』には、疥癬(肥癬瘡)は民間の瘡で、伝染するから、貴賤に嫌われ、下女に少しでもこの病があると即日、下がらせるので貴族の家にはこの瘡がないってある。 病気にも…

お仕事

次の「産経新聞」(12/27付け。毎週火曜。近畿六県版)は、古事記のうんこ話。ちん・まん・金玉話は初めの頃けっこう書いた気がしますが、97回目にしてやっとうんこ話です。 次の「美的」二月号(12/23発売)は『方丈記』。17回目です。 三月号(1/23売り)も先週…

今日は母の見舞い。 風邪で痩せたのと、薬が大幅に減ったおかげで、ずいぶん元気になって、トイレでも自分でズボンをおろせるまでに。 おむつは予防で装着しているが、排泄はちゃんとトイレでできるように快復したばかりか、一年前と同等くらいにまで動きが…

どっちも子供絡みのイベントで、 昨日は「邦楽 華麗なる技」http://www.kioi-hall.or.jp/calendar/concert_s.html、 今日は米長邦雄の講演を聴きに。 邦楽で、小鼓の人がちょくちょく鼓に息吹きかけたり、なめたり。 湿り気を与えているらしいのだが、あまり…

藤木さんのことなど

『古事記』やってて思い出したんだが、 母の英語の生徒に藤木さんという子がいて、その子のお父さんは東大を出てサラリーマンしていたんだが、実家は上賀茂神社の神主で、先祖は太安万侶なんだって言ってた。 それで、 「うちの主人の家は天皇家より歴史が古…

写真は日曜に皆で二時間散歩した時のシバ。 この日は、夜も近くの運動場で放して走らせました。 シバの走る姿は颯爽として、見ているこっちもほれぼれ、気持ちが良くなります。 今日は雨なので、シバは家ですが、最近、シバと長時間いると、洟が出て仕方ない…

昨日は「絵巻で楽しむ 源氏物語」の座談会。 そのあと助川幸逸郎さん『光源氏になってはいけない』出版記念セミナーへ。 本も面白かったけど、話がこれまたあっという間の一時間半。 なんでこんなに心をつかむ話が出来るんだろと思っていたら、助川さん、お…

「週刊朝日」12/9に、「週刊 絵巻で楽しむ源氏物語」絡みで出ています(ラスト、ほんとは言ってないセリフも書かれてますが宣伝絡みのご愛敬ということで。それより写真が悲しいです)。 「PHP増刊号くらしラク〜る♪」1月号(12/18発売)で、心を病んでいた頃、…

昨日は母の見舞い。 九月の風邪で体重が減ったおかげで、 ずいぶん動きが良くなっていて、 トイレの介助が楽になった。 この調子で体重維持してくれるといいのだが。 帰りが遅くなり、いつもより犬猫のエサやりが遅れて、腹が減っていたのだろう、 エサをや…

近衛家陽明文庫

http://www.nijl.ac.jp/pages/event/exhibition/2011/yomei.html きょう午前中は、子ども関係の知り合いに教えられ、立川のここに行って来ました。 ちょっと遠かったけれど、御堂関白記の自筆本(国宝)があって、行った甲斐がありました。 近くに住んでる人は…

11/25付け「朝日新聞」の夕刊で『源氏物語』について語ってます。 山本淳子さんと一緒の紙面です。『源氏物語』は、その価値観とか、なんだかんだ、突っ込みを入れたくなる箇所が満載なのですが、読み始めるとその面白さに、ついつい止まらなくなってしまう…

平成の女房が噂する源氏の恋

昨日創刊した「週刊 絵巻で楽しむ源氏物語」の、そういうコーナーに出ています。 漫画家のくらたまさんや辛酸なめ子さんと一緒に、『源氏物語』の恋を下世話に語ってます。『紫式部日記』には、紫式部が書いてそこらに置いといた『源氏物語』を道長が娘のた…

マンガと古典

古典おたくなので古典は何でもいける口(?)なものの、最近、自分的には『古事記』にいっちゃってるんですが、ここんとこまた『源氏物語』関連の面白そうな本が続々と出ていて、そそられます。 マンガでよむなんちゃらってのも『源氏物語』に限らずずいぶん出…

光源氏になってはいけない

山本淳子さんの『わたしが源氏物語を書いたわけ』というタイトルも衝撃的でしたが、助川幸逸郎さんの、 『光源氏になってはいけない』 も強烈なタイトルです。 さすがは『源氏物語』、もう出尽くしたかと思いきや、最近また次々とこうして今までになく面白い…

私が源氏物語を書いたわけ

『私が源氏物語を書いたわけ』、 この、どきりとするタイトルは山本淳子先生の新刊。 読んだのはまだ三分の一ですが面白いです! 紫式部が一人称で人生や源氏物語について語るというアイディアが凄い。 紫式部の自伝でありながら伝記でもあり、彼女や当時の人…

楽しいうんこの話

日曜は亀山さんや「男子禁制」で知り合った伊藤さんやら浜野さんやら三束さんやらと。 新橋のガード下のビールのうまい店というからどんな所かと思ったら、案外、小綺麗なお店で、私は酒が弱いので人のをなめさせてもらっただけだが、黒ビールとか栄養のあり…

最近、起きたとたんに疲れてます

源氏物語?千年の謎?独占公式本作者: 著者表示なし(・編など)出版社/メーカー: 角川マガジンズ(角川グループパブリッシング)発売日: 2011/10/17メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (2件) を見るここで『源氏物語』について取材…

トイレで排泄できますように

母の見舞い。 母は今回の風邪がきっかけで完全おむつになっていた。 前ももちろんひとりではトイレに行けず、ベルを押して介助してもらってはいたのだけれど、トイレで用を足していたのに。 なんとか一月前までのようにトイレで用を足せるように戻るといいの…

コクヨのデスクトップシュレッダーを買った。 書類が粉々になって快感。 別に回し者でもなんでもないけど、これはもっと早く買っとけばよかったと思った。コクヨ シュレッダー デスクトップ S-tray ホワイト KPS-X30W出版社/メーカー: コクヨ(KOKUYO)発売日:…

錦秋特別公演 芯

昨日は「錦秋特別公演 芯」に行ってきました(五反田)。 太鼓と歌舞伎舞踊と津軽三味線のコラボ。 客席には若い人が目立ってました。 すごくアットホームな感じの催しで、満足。 来年も行きたいかも。 http://www.zen-a.co.jp/shin/index.html シバは、足の怪…

父から連絡。母が老人ホームで倒れて救急車で運ばれたとのこと。結果は風邪で薬を止めていたため、痙攣が起きただけとのことでホッ。 脳卒中、親戚にいなかったから知らなかったけど、母が最初に倒れたのはもう八年前で、次が二年前だが、倒れるたびにがくん…

愛とまぐはひの古事記

きょう、発売です。 文庫化に当たっては各章(計12章)冒頭に原文とオリジナルの対訳を付けました。 解説はガンダムの富野由悠季監督です。愛とまぐはひの古事記 (ちくま文庫)作者: 大塚ひかり出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/10/06メディア: 文庫購入:…

昨日は恒例の『源氏物語』のやつ。 朝、きょうの夕刊に掲載されるはずの「産経」(近畿六県版に毎週火曜「古典にポッ」を連載してます)から電話かかってきて、すわ間違いが? と焦ったが、そうではなくてホッとした。今回は『平家物語』からの流れで『愚管抄』…

昨日は母の見舞い。 母は20日に熱を出し、いったんは治ったものの、ぶり返して昨日は解熱剤をのまされて寝ていた。 話しかけると、 「手のかかる子供でござりまする」 と、自分のことを言う。 「えっ? ござりまする?」 と笑うと、うとうと寝ながらも口元がに…

だらだら過ごしてます(シバ)

もう三十日。シバの包帯も取れました。 (でもすっかり家が気に入って今日も引きこもり)

くずおれるシバ

もう、うち、ダメ……(ずるり)

船を漕ぐシバ

生まれて初めて買った圧力鍋が楽しくて毎日使っちょる。 最初のうちは毎日ふかし芋。おとといは肉じゃが。昨日はポトフ。今日は豚角煮。 今までほぼ毎日焼き魚・豚や鳥の焼き物と、お手軽焼き尽くしだったのが様変わり(でもお手軽焼き物のほうが家族は良かっ…

昨日は俗研OB会

昨日は大学の頃、一年と少しいた日本民俗学研究会というサークルのOB会だった。 一年先輩の代が中心となっているのだが、相変わらず先輩達は素敵で(先輩も見てるかもなので無難な感想w)、先輩と言っても思えばうちの夫より年下なのに私の目にはやっぱりしっ…

嵐とシバ・アレルギー

嵐なのと、シバのポポ手が少し怪我してるのとでここのところシバはずっと家で過ごしているのだが、そうすると、我が小家は犬宿状態になって、いつものアレルギーが出たのか、昨日は朝から晩まで洟の出通し。 書道も十分ほどで帰ってきた。 なるたけシバが私…