2011-01-01から1年間の記事一覧
学生時代、講師で来ていた黒田日出男先生が、 「最近の本はすぐ絶版になって手に入らなくなるから欲しいと思った本はすぐ買った方が良い」と言っていた。 それで、なるたけそのようにしていて、この日本の絵巻シリーズもほとんど持っているのだが、「春日権…
『愛とまぐはひの古事記』が、 ちくま文庫からでます(10/6予定)。 文庫化に当たり、各章に原文と対訳を付けました。 富野由悠季監督の解説付きです。愛とまぐはひの古事記 (ちくま文庫)作者: 大塚ひかり出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/10/06メディア…
読んでます。 面白いし、ためになる。 こうして漫画で読むと、清少納言の夫の橘則光って改めて可愛い。 インテリ妻と、脳みそが筋肉で出来てるみたいな夫、という取り合わせ、今でもいます。日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人…
今日は酒井順子さんと対談。 酒井さんの『紫式部の欲望』を中心とした話。 私は中でも「娘に幸せになってほしい」にグッときました。 これを「欲望」というくくりでとらえることでいろいろ腑に落ちること多々。 一歩間違えばそれは親のエゴにもつながるし、…
今日はこれから母の見舞い。 行ったらいつもと違って無表情で、いきなり英語で、また頭のどこかが切れたのではという感じがして、ギョッとした。 どうもここの人に聞かれるとまずいから英語で喋ってると言ってるのだが、それほどの内容でもない感じ。 話して…
去年五月から始めた書道、一級になりました。 字が下手だ下手だと思い続けて生きてきたけれど、大人になっても字って上手になるんだなぁと、なんだかムダに希望が湧いてきます。
今日は池袋のオリエント博物館に「古代インドにぎやかアート」展。 古代インドの土器やコインやスタンプがいっぱい。 こぶうしや鳥、菩提樹の葉模様の土器が可愛かった。 モヘンジョダロには文字まであったみたいだけど解読されていないらしい。 帰り、同じ…
2012年の月の満ち欠けカレンダー。 友人がコラムを書いてます。 http://hoshi-biyori.cocolog-nifty.com/star/ 写真は8/31、小諸のダム近くの川辺のシバ。2012年 月の満ち欠け(西暦/旧暦対応) 卓上カレンダー C-452-mp出版社/メーカー: グリーティングライフ…
8/30、星野温泉近くの散歩道。 きょうは11月22日創刊予定の週刊朝日百科「絵巻で楽しむ源氏物語」の座談会。 辛酸なめ子さんとくらたまさんの面白さを引き出せてるのか、毎回、自信がないけど、来月も頑張る。しかしピエロ養成講座なんてあるのか…… こうして…
8/31、過酷な山道を下って辿り着いたダム。 オヤジの左手からかすかに見える赤いリードはシバの(シバは映らず)。
小諸の懐古園の中に、川へ下る山道があったんで、 「わ〜い千曲川千曲川」 と、下って行けば、そこは私ら三人と一匹以外は誰もいない、蚊だらけの道なき道。 シバ(都会っ子ですからね)も躊躇して、先へ進まないような道を私や夫が先導して、たどりついてみれ…
8/30,31と、シバと一緒に北軽井沢。 シバと車に乗ると決まってアレルギーが出るのだが、今回も30日は朝から晩まで洟のかみ通し。 ティッシュ三箱は使ったかも。 写真は宿(去年と同じ「南季の灯」という犬宿。無駄な物がなく、食事も美味しく、値段等すべて非…
昨日は母の見舞いの後、実家の父のもとに寄り、皆で蕎麦屋。 母がぼけて、私に対して以前以上に気を遣わなくなった分、父が少し気を遣ってるかのような錯覚に陥るが、きっと相対的にそう見えるというだけの話だろう。 (写真は8/30北軽井沢の宿で)
『ガンダム世代への提言 富野由悠季対談集2』 私も出てます! 古事記のこと喋ってます。ガンダム世代への提言 富野由悠季対談集 II (単行本)作者: 富野由悠季出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2011/08/26メディア: コミック購…
いつのまにか22日になってる。今日はシバの八種混合の注射。 八種の中には鼠による病害の予防のなんたらもあって、これは猫はかからないから猫のワクチンには含まれていないんだって。 さすがに猫はどこまでも鼠の上を行く。 ほかの成分は猫のワクチンと一緒…
明日8/12付け(あるいは8/19付け以降かも。どっちにしても金曜掲載)「讀賣新聞」で、「いやはや語」書きました。 https://yorimo.yomiuri.co.jp/csa/Yrm0401_P/1221734592513 (8/19付記 い、いま写真みて驚いたが、この小生意気な口つきの私、やけに若いと思…
私はぐっどうぃる博士のファンで、最初の本からずっと読んでいるのですが、今回の『結婚を考えはじめた女(あなた)へ』は面白かった。 タイトル見た時は結婚二十三年になる私には「必要ない本なのかな」と思っていたけど、大違い。 ためになりました。 五十に…
昨日は朝十時前に家を出て藤沢へ母の見舞い。 実家に寄って父と蕎麦食べたり、母の新しい担当医に大船まで話を聞きに行ったりして一日が終わる。 いつもながら夫が車で連れて行ってくれた。 帰り、ナビ通り首都高で行ったら大渋滞で、途中で降り、東京タワー…
昨日は書道の暑気払い。 おとといは『源氏物語』の座談会四回目。 極力、自分は喋らず、いかに人にたくさん喋らせるかを次は心がけよう。 ピンときたことばにはしつこく食い下がって、さらなることばを引き出すこと。 馴れない司会進行役だけど、少しずつで…
『大鏡』って道長の栄華を称える歴史書っていうより、藤原道長はいかに成功したかという、その謎を栄華の種を蒔いたルーツに遡って(遡るから歴史書ともなる)、徹底的に探り、究明しようとした実用書、「歴史に学ぶ成功本」を思いきり本気でやった本なんだと…
昨日は高校野球の西東京決勝戦を見に、神宮球場へ。 崎陽軒のシウマイ弁当が食べられるかと思ったら、今日は入荷してないそうで、ご飯に肉しかのってない、野菜のみじんも入ってない弁当を食べた。 写真にはネギがのってるように見えたのに。 でもまぁ肉はう…
週刊朝日百科「絵巻で楽しむ源氏物語」の創刊二号目が発売されたようだ。 二号目は「帚木」巻。 今回、巻末には「源氏物語ことば辞典」という付録もついてる。 切り離して、『源氏物語』を読む助けにできて、これは便利だと思うわ。 リレーエッセイは田辺聖…
昨日は粕谷区民センターの山口崇さんファミリーによる長唄納涼会。長男の杵屋巳津也先生の「都鳥」はほんとに素晴らしかったが、 長女の巳織さんの「吉原雀」のシャープなバチさばき、 奥様の巳貴さんの歌声も腹に響いて良かった。 山口さんの義妹(実妹?)や…
昨日は母の見舞い。 いつものように夫に運転してもらって行ったのだが、 かつてないほどの渋滞で、いつもなら一時間半からせいぜいが二時間で行ける片道が、三時間十分くらいかかってしまった。 母はこのところ、運動能力が衰えてきていて、自分で起き上がっ…
昔、あだ名にはまって古典読むたびカード作って書きつけてて、ファイルが一冊できている。 “三妻錐”とか“鳴門の中将”とか面白いあだ名は数え切れないけれど、 中でも印象に残ったのが『十訓抄』に出てくる“犬目の少将”。 犬同様、何があっても泣かないことか…
「平成の女房が噂する源氏の恋」の鼎談(倉田真由美さん・辛酸なめ子さん・私)を連載してる朝日新聞出版の週刊朝日百科「絵巻で楽しむ源氏物語」の創刊準備号(?)がきました。 たしか創刊準備号を三号分、広島でテスト発売するはずだったかと思います。 食べ物…
昨日、おとといと、女同士でんまいものを食って、色恋話や性愛話を聞いたりしたりする日が続いてる。 いいエロ話は聞いてるだけで元気になる。 『源氏物語』とか『蜻蛉日記』みると、昔は正月は必ずエロい冗談を言って、新しい年をことほいだもの。 カラダが…
http://www.ikedashoten.co.jp/book-details.php?isbn=978-4-262-12272-4 昨日はこの本(『女の子が読むラブテクニック』)の第二弾を作るというので、『源氏物語』における性愛に関することばや使えそうなテクニックについての取材を受けた。 『源氏物語』〜…
伏見憲明さんが、日本性教育協会の「現代性教育研究ジャーナル」6/15号(8頁)で『快楽でよみとく古典文学』の書評を書いてくださいました。 すごくいい書評で、喜んでいます。http://www.jase.or.jp/jigyo/journal/seikyoiku_journal_201106.pdf
芝崎みゆきさんの本にちょいちょい出てくる尻のゆるい男(て、変な意味じゃないんです。いや変な意味ではあるんだけどエロい意味ではないというか)エキさんこと関順一氏が本を出したっていうんで、さっそくアマゾンで注文し、届いた直後に一気読み。 もう期待…