猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

2015-01-01から1年間の記事一覧

七年前の私、いいこと書いてる。 雨月物語、西山物語について、ちょっと書こうかな、と思ってるので、ブログで書いたこれ、ちょっと使おうかな(この発想を)。 http://d.hatena.ne.jp/maonima/20080812

こないだ出たラジオの写真がupされていた↓ http://www.nhk.or.jp/gogomari-blog/200/227709.html 写真を撮るとき、いつも目をつぶってしまう>集合写真

芸術新潮10月号

きょう発売の「芸術新潮」10月号に、 東ゆみこさんとの対談が載ってます。 きのう遊びに来てくれた芝崎みゆきさんもたくさんイラスト描いていて、読み応えあります。芝崎みゆきさんのブログ↓ http://miyukishibasaki.blog106.fc2.com/blog-entry-128.html芸…

NHKラジオ

http://www.nhk.or.jp/gogomari/onnano-mikata/ きょうの13:05から15:55まで、この番組に生出演します。 とりあえず、これが終われば、あとは秋に出る単行本の校正など、通常業務に戻るので、仕事的にはホッとしそう。

江戸後期の戸塚の名物とは

明日の「読売新聞」夕刊に「うしろ向き古典倶楽部』十回目が掲載されます。 今回は「さんせう太夫」のことばを取り上げました。 また、10/2売りの「ゴラク」(10/9号?)「古典でエロチャージ」三十回目は、江戸文学に色々見える大金玉のことを書きました。 『…

NHKラジオ

昨日は、NHKラジオの打ち合わせ。 9/22、一時から三時間の生番組なので、いまからドキドキ緊張するけど、死ぬわけじゃないと思って、楽しむことにします。 http://www.nhk.or.jp/gogomari/onnano-mikata/ あと、今は毎日、11月に出る『本当はエロかった昔の…

うしろ向き古典倶楽部九回目

きょうの読売新聞夕刊に「うしろ向き古典倶楽部」の九回目が掲載されます。 今回は、兵庫県の養父市の広告に絡め、『常陸国風土記』の“茨城”の地名語源譚を取り上げました。 朝廷側が仕掛けた“茨”のとげで原住民が全滅したから、茨城と名づけられたという、…

遠野

遠野でのんだカッパチーノ。 カッパの扮装をしたメガネをかけたおじさんが一人で、背中を丸めて作っていた。 「カッパらっしゃいませ」 「カッパりがとうございました」 などと、いちいちカッパをセリフに挟んで接客しているのが笑えた。 おしらさまの話って…

遠野

一泊だけですが、憧れの遠野へ行って来ました。思ったより開けていました。町は河童だらけ。写真は駅前の交番です。 遠野はやっぱり民話の里。 宿でも語り部のお婆さんが民話を語り聞かせてくれました。 心惹かれたのは「おしらさま」。 「おしらさま」は首…

遠野

河童淵。

志村城

きのうは板橋方面に住む大学のサークル時代の友達の家に、五人で猫二匹をみに行ってきました。 猫は家にも老猫二匹いますが、そこのお宅の猫はまだ生後半年。 大人の猫並みの体格でしたが、二匹ともえらく人見知りで、一匹は出てきたものの、もう一匹はずっ…

うしろ向き古典倶楽部第八回

きょうの読売新聞の夕刊に「うしろ向き古典倶楽部」八回目が掲載されます。 今回は曽根好忠の“人は来ず風に木の葉は散り果てて夜な夜な虫は声弱るなり”(『新古今和歌集』巻第五 秋歌下)「人は誰も訪れない。風で木の葉はすっかり散り果て、夜ごとに虫は声が…

淡路島

8/7、淡路島に行って来ました。非常に暑かった。でも楽しかった。 鯛そうめんてものを食べたのですが、想像してたのと違ってあったかくて、とってもおいしかった。 8/8は明石城を見て、もっと回ろうと思ったものの、あまりの暑さに午後一で新幹線に乗って帰…

江戸の猫村さん2

広重のこれも漫画の「猫村さん」ぽいです。きょうの猫村さん7作者: ほしよりこ出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2014/03/13メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (5件) を見る

江戸の猫村さん

東洋大学附属図書館の貴重書デジタルコレクション。 この絵巻の「をこぜ」がいい味してます。 山の神の好物がおこぜって民俗学では有名な話ですが、こうして見ると、この山の神って、海の世界にいって豊玉姫と結婚した山幸彦のようでもあり、山の男と、海の…

岩淵くん

きょうの朝日新聞のbeフロントランナーに大学の同級生の岩淵聡文くんがでかでかと載ってます! http://www.asahi.com/articles/DA3S11888992.html 同級生として私も取材されました。 十数年前だったか、岩淵くんと会った時、 「僕は携帯の使い方はよく分かん…

瀬野精一郎先生『歴史の余燼』

大学の時の卒論の指導教官だった瀬野精一郎先生から、 『歴史の余燼』(吉川弘文館) を頂いた。 これが、意外と……と言っては失礼なのだが、読み出したら止まらなくなって、単行本の直しとかしないといけないのに、少し困っているくらいだ。たとえば、 (15)「…

『土左日記虚構論』←誤字ではありません

東原伸明さんから『土左日記虚構論ーー初期散文文学の生成と国風文化』(武蔵野書院)をご恵贈いただきました。 東原さんにはローラー・ウォーラーさんとの共著『新編 土左日記』という訳本がすでにあって、通常の『土佐』ではなく、『土左』と記す理由につい…

『枕草子論究』

ずいぶん前に、津島知明さんから、『枕草子論究ーー日記回想段の構成』(翰林書房)をご恵贈いただきました。 最近になって、少しずつ読みだしていますが、 第十一章「「円形脱毛症」にされた女」 第十二章「清少納言」 など、そそられる章が……。第十二章には…

母の見舞い。 その帰りに、前から行ってみたかった、保土ケ谷の神明社に行ってきました。HPが充実してます。↓ http://www.shinmeisya.or.jp (保土ケ谷の地名の由来が色々考察されていますが、私は柳田國男の「ほと」説が妥当だと考えます) 横浜市で最古の神…

東ゆみこさんと

今日の「読売新聞」夕刊に「うしろ向き古典倶楽部」七回目が掲載されてます。 今回取り上げたのは『蜻蛉日記』の、 “わが思ふにはいますこしうちまさりて嘆くらむと思ふに、いまぞ胸はあきたる”(あの女は、私が物思いに沈んでいるより、もう少し余計に嘆いて…

暁斎&崇

昨日は三菱一号館美術館へ河鍋暁斎を見に行きました。 春画と妖怪のところに人だかりが(笑)。 建築家のコンドルのお師匠だったのですね。 建物も素敵でした。 http://mimt.jp きょうは恒例の山口崇さんのご一家とお仲間がボランティアで続けてらっしゃる世田…

日経マネー九月号

きょう発売の「日経マネー」九月号に、私のインタビュー載ってます。 『本当はひどかった昔の日本』、『昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか』について。エラそーなこと喋ってます(汗)日経マネー(ニッケイマネー) 2015年 09 月号作者: 日経マネー…

西鶴作品の元気婆

井原西鶴の作品には元気なお婆さんが多い。 『世間胸算用』には伊勢海老を買い忘れた息子に、稚魚のうち安値で買っておいた海老を高値で売る九十二歳の老母や、なくした銀が一年後、息子のいる母屋で見つかったからといって、一年分の金利を息子から取り立て…

うしろ向き古典倶楽部

「新潮45」の連載が完結し(7/18発売号で最終回)、今は単行本化の作業をしています。 七月いっぱいを目処に頑張っています(7月中に直しや図表などを入稿できれば10/15刊行となります)。 次の「読売」の「うしろ向き古典倶楽部」(七回目)は7/24夕刊。 あさって…

犬ブログの『枕草子』

数年前、「柴犬のチコ」というブログを愛読していました。 凡百の犬ブログと違って、ほんとに飼い主が柴犬のチコを大好きという気持が伝わってくる、良いブログでした。 それがぱたっと更新がやんだと思ったら、チコちゃんが死んだというお知らせが。 ブログ…

うしろ向き古典倶楽部六回目

きょうの「読売新聞」夕刊に、うしろ向き古典倶楽部の六回目が掲載されます。 今回は、『古事記』のイザナミのことばを取り上げました。 死んだイザナミを追って、黄泉の国に赴いたイザナキでしたが、「見るな」の禁を破って、イザナミの腐乱死体を見て逃げ…

コタロウ&松之丞

きょうはまた松之丞の講談へ。 松之丞さんの近いご先祖の話も面白かったし、鍋島騒動の化け猫も良かった。 中村仲蔵、ラスト、目頭が熱くなった。 DVDにサインも頂いたし、ひととき、憂き世を忘れました。 これでうちの家族全員、松之丞講談の洗礼を受けたの…

NHKラジオ

きょう、これに生出演します。 ああ、緊張するよ〜〜。 http://www.nhk.or.jp/gogomari/ http://www.nhk.or.jp/gogomari-blog/200/222088.html いま売ってる「ゴラク」に、「古典でエロチャージ」23回目、載ってます。 「新潮45」の連載11回目「本当はエロか…

めまい

ここのところ、色々忙しくて、いつもより少し睡眠時間が減っただけで、めまいがするようになった。 調べてみると、更年期の代表的な症状だという。 それでりょうけいじゅつかんとうという漢方をのみはじめたら、おさまった。 母も昔、めまいがするとよく言っ…