2016-01-01から1年間の記事一覧
きましたよ東京人。玉川奈々福さんが表紙だってんで買いました! 玉川奈々福さんはもと筑摩書房の編集者で、私の全訳『源氏物語』の担当もしてくださった方。 それが今ではすっかり浪曲師として大活躍しています。 奈々福さんの浪曲には夫やお友達と足を運ん…
歯科医師で歯の博物館の館長でもある大野粛英氏の『歯』(法政大学出版会)の書評を共同通信の仕事で書きました。18(日)あたりからいろんな地方紙(山梨日々新聞、下野新聞、北日本新聞、北國新聞、南日本新聞など)に配信され掲載されたようです。
http://www.shinchosha.co.jp/shincho45/ 「女系図でたどる驚きの日本史」書いてます。 〈8〉回目は「徳川将軍の母の身分はなぜ低いのか?」徹底して強い外戚を作らなかった徳川氏について書いてます。新潮45 2017年 01 月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社…
伏見憲明さんのお店「アデイ」のサイトで「変態の日本史」という連載始めました。一回目は「はじめに独神がいた」(『古事記』)です。最近、日本史の仕事が多くて、日本史学出身の私としては楽しいです。 ⇒http://aday.online
12/10発売の「ハルメク」一月号から連載始まりました。 「スキャンダルで読む百人一首」 百人一首の仕事ははじめてなので大変ですが、いろいろ調べたり考えたりするのがとっても楽しい。 http://magazine.halmek.co.jp
閉じたネットだから油断したのでしょうが、先日、友達の知り合いが「神奈川県にだけは絶対住まない方がいい」と書いてるのを見て、ショックを受けた。 何を根拠に? ちょっと出張で行ったくらいで何が分かる? 神奈川ったって、小田原もあれば横浜もあれば鎌倉…
印刷博物館いってきました。 常設展の地震除けのお札とか、ナマズが鹿島大明神に謝っていたりして可笑しかったです。 昔の写本はブドウ園一つ分くらいの高価なものだったので、グーテンベルクが何とかしたいと印刷技術を発明したとか。それにしたって昔の印…
花房観音さんの小説は優れた京都論としても読めるんですが『愛欲と情念の京都案内』は は京都案内。 「醜い容姿の何が不幸かというと、自分を憎んで嫌ってしまうから」「美しくなりたいという女の願望は、ときには男の欲望を凌駕する」とか考えさせられる言…
12/2発売の『昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか』、見本がきょう届きました。 文庫になってもいい表紙! (といってもこのサイトだと拡大できない)今回、単行本の文庫化なので、著者献本は誰にもしてません(『本当はひどかった昔の日本』も)。すいま…
昨日、評判の映画を見ました。 「普通の女の子の目線から見た戦争」が凄く良く描かれていると絶賛している人もいました。確かに絵は素敵で面白くはあったし、好きなシーンもいっぱいあったしけど私は好みではありませんでした。 主人公の女の子も「普通」と…
きょう発売の「新潮45」12月号に「女系図でたどる驚きの日本史」〈7〉回目載ってます。今回は「「後家の力」から読み解く源義経」。 義朝の当腹の子としての義経の意外な地位の高さを、中世武士の後家の高い地位から、読み解きます。新潮45 2016年 12 月号 […
今月発売の『国語教室』(大修館)104号「古語辞典、使っていますか」特集に「物語解釈の心強い助っ人」書きました。 古語辞典は、中学生のころからずーっと使ってて、とくに『源氏物語』全訳の時は、解釈で迷った時、よく使いました。解釈によっては正反対の…
http://wotopi.jp/archives/43270 仕事のお悩み http://wotopi.jp/archives/43334 お金のお悩み 月日が経つのが早すぎて、恐ろしく感じている今日このごろです。 (「はてな」の有料会員をやめて、無料で使い出したら、写真も拡大できなくなり、うっとうしい…
きのうは日帰りで、香取神宮と鹿島神宮行ってきました。 両神宮にある要石、香取が凸で、鹿島が凹。どう見ても香取と鹿島は夫婦だろう……と思いました。
ウートピというサイトで、三回にわたって、恋愛・お仕事などのお悩みを、古典で解決するという連載始めました。 一回目のテーマは「恋愛と結婚」です。http://wotopi.jp/archives/43077
きょう発売の「新潮45」女系図でたどる驚きの日本史」六回目は、たとえば菅原孝標女とか、実名の伝わらない娘(『更級日記』の作者として有名)によって、かえって有名になった父を糸口に、「名のない女がカギを握る“女人入眼ノ日本国”」というテーマで書いて…
今朝、朝日新聞みたら、新潮文庫の『本当はひどかった昔の日本』が載ってて、嬉しかったです。 「東直子が薦める文庫この新刊!」という欄です。 朝日新聞に書評的なものが載るのは、『源氏物語』の全訳をした時以来だから、八年ぶりくらいでしょうか。 東直…
「新潮45」今月号に、連載してる「女系図でたどる驚きの日本史」のってます。五回目は「「高貴な処女」伊勢斎宮のスキャンダル」http://www.shinchosha.co.jp/shincho45/
おととし2014年に続いて、今年も茨城県常総市大塚戸のからくり綱火を見に行きました。 からくり綱火の起源は天正年間から江戸時代初期(横島広一『大塚戸の花火祭』)といわれ、無形民俗文化財にも指定されてます。 からくり花火と人形芝居があわさったなんと…
「新潮」に書いた町田康さん『ギケイキ』の書評がネットで読めるようになりました。 → http://www.bookbang.jp/review/article/517925 それはそうと、昨日、伊藤剛さんのツイッターで知った「真顔日記」というブログを読んでたら、こんな面白いエッセイ(小説…
新潮文庫『本当はひどかった昔の日本』の清水義範先生による解説の効果でしょうか?(冒頭で私の『源氏物語』訳に触れてくださっている→http://honz.jp/articles/-/43258) 『源氏物語』の全訳の第一巻の 増刷(5刷)が決まりました。少しずつでも長く売れ続ける…
シン・ゴジラ、こないだ見ました。 幼獣のきもさ見たさにまた行きたくなってます。
作家の清水義範先生による文庫解説がネットで読めるようになりました。清水先生、とても素敵な解説をありがとうございます! →http://honz.jp/articles/-/43258
『本当はひどかった昔の日本』が文庫になりました。 発売は8/27 解説は作家の清水義範さんです。 (今回、文庫なので、どこにも著者献本はしませんでした。書評に取り上げられるといいけれど……)本当はひどかった昔の日本: 古典文学で知るしたたかな日本人 (新…
『日本の古典はエロが9割』、いい本だと自負してるし、友人でエジプト本やマヤ本の著者S崎みゆきさんも私の本の中で一二を争うほど読みやすいと褒めてくださってるのですが、こんかい著者献本をほとんどしなかったこともあるのか、表紙やタイトルも手伝って…
きのう発売の「新潮45」に「女系図でたどる驚きの日本史」の〈4〉が載ってます。今回は「近親姦だらけの貴族たち」。 手塚治虫の漫画の「奇子」を導入に、後宇多天皇とその父亀山天皇に愛された談天門院(後醍醐天皇の母)などを紹介しています。 ほんと、昔…
山本淳子先生『紫式部日記と王朝貴族社会』和泉書院 山本さんとは、源氏千年紀の年に、対談やシンポジウムで二度ほどお目にかかったことがあります。私の本も読んでいてくださって、嬉しかった記憶があります。 高校の先生だったのが、ご主人の後押しもあっ…
田房永子さん『キレる私をやめたい』(竹書房) 田房さんの御本はずっと買っているのですが、これもまた凄い本でした。 とにかくいつも思うのは田房さんの理性。 キレる自分をスローモーションのように見ている自分がいるというか、「なぜ」の分析が凄い。 ど…
(メモ) 午後、渋谷のアップルストアにiPhoneのこと習いに行った。しかしほとんど家にいて書き物してて、外出しても書き物したい身としてMacbookを新しくするとかのほうがいいのかも……と思った。
如葉会いってきました。 最近朝が早いので、前半、うとうとしては、高い笛の音で起きてる感じだったけれど、後半は聞き入りました。 とくに「蜘蛛拍子舞」が良かった〜。 長唄きいてたら、久しぶりに歌舞伎を見たくなりました。 http://www.touon.com/about-…