猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

2019-01-01から1年間の記事一覧

自殺遺族に

『自殺遺族になっちゃった!!』という本を買って読みました。 損害賠償の話とか以上に、怖いというか、心に引っかかったのは、自殺者の霊としか思えないような存在が現れているくだりがあること。 そこらへん、わりかしサクッと描かれているのですが、わたし…

恐竜が日本にいたころ&風邪

恐竜展最終日、誘われて急遽行ってきました。 が! 午後二時過ぎ時点で、待ち時間160分。二時間半以上でした。 なのでいったん諦め、東京都美術館に移動。そこもチケット売り場が長蛇の列だったので一時間半ほどお茶したら空いてる! 印象派を一時間以上楽しみ…

10/12「スポーツ報知」で『エロスでよみとく万葉集 えろまん』が

10/12「スポーツ報知」で『エロスでよみとく万葉集 えろまん』が紹介されたことを、 ツイッターの見知らぬ方が教えてくださいました。 ありがとうございます! hochi.news それにしても台風こわかった。 15号の時も凄かったけど、今回はテレビがしじゅう怖か…

「中央公論」11月号に『新宿二丁目』書評(追記あり)

「中央公論」11月号に、伏見憲明さんの『新宿二丁目』の書評書きました。 大正時代に二丁目の太宗寺に下宿していた母方祖母のことと絡めました。 二丁目は、性的マイノリティに限らない、社会的マイノリティ等々、マイノリティに寛大な町であると、本書を読…

『湯遊ワンダーランド』3と痛みケア

まんきつさんのファンで、ブログの時から読んでいる。家には、 『アル中ワンダーランド』 『まんしゅう家の憂鬱』 などあって、2015年の12月には、まんしゅうさんにお目にかかることもできた。 その時の対談が所収されてます↓ 本当はエロかった昔の日本 (新…

『万葉集』と『源氏物語』

定家筆「若紫」巻が発見されました。 同巻は源氏と紫の上が出逢う大事な巻ですが、「紅葉賀」巻で紫の上が口ずさんだ"入りぬる磯の"の元歌は『万葉集』にあるんです。 それ以外にも『源氏物語』には『万葉集』からの引用が多いんですが、使用された語句から…

つらい数日とそれを癒やす事・人・モノ

年に一、二度行ってる歯の定期検診で、たまに痛くなる歯のことを言ったら、噛み合わせの調整をしてくれて(10/3)、以来、なんか変。反対側が痛かったり。 なにより20年前、死ぬほどの思いをしたのに、また同じ過ちか……という自分のバカさへの情けなさで、メン…

ぐいくいくる奴。

「スキャンダルで読む百人一首」35回

「ハルメク」11月号に、 「スキャンダルで読む百人一首」35回目がのってます。 今回は紀貫之。 正岡子規が、 “貫之は下手な歌よみにて古今集はくだらぬ集に之有候” と言ったのは有名な話ですが、貫之の偉大さは文学を事件にしたことにある、といったことを書…

9/30付「東京新聞」に『えろまん』書評

9/30付「東京新聞」に『エロスでよみとく万葉集 えろまん』の書評が載りました。 ありがとうございます! アマゾン↓ エロスでよみとく万葉集 えろまん 作者: 大塚ひかり 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/08/21 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商…

『虐待父がようやく死んだ』

この本、買って読みました。 この作者のことは、以前、『“隠れビッチ”やってました。』というのの試し読みをよんだことがあって、記憶の底にあったのですが、 アマゾンで毒親モノを探していたら、引っかかってきたのです。 この方、息子がいて、息子に嫉妬し…

「人文書のすすめ」

去年だったか、いつだったか書いた「人文書のすすめ」がネット公開されてるようです。 jinbunkai.com 『女系図でみる日本争乱史』についても、新書編集部の人がつぶやいてくださってます。↓ 応仁の乱って結局なんだったんだろう?とずっと疑問でした。それが…

まじ共感

まったく同じこと思いました。 外国人サポーター、ほんとに危険な域に達してて、駐車場を占領されるコンビニもたまったもんじゃないでしょうに、報道する人もニヤニヤしてる。 警察官も甘い感じ。 もし騒いでいるのが中国人や韓国人なら、マナーがどうのと大…

『エロスでよみとく万葉集 えろまん』popかいてみました

稚拙でお恥ずかしいですが……pop書いてみました(これでも中高と美術部)。 編集の人に渡しましたw 売るために、 売れるために、 読んでもらうために、 必死です! 本気なんです!! よろしくお願いします。↓ アマゾン↓ エロスでよみとく万葉集 えろまん 作者: 大…

僕たちは希望という名の列車に乗った

見て来ました。 1956年にこんなひどいことが起きていたとは……。 東側のトップたちがゲス過ぎて、そして事件の発端があまりに些細な事過ぎて、今ひとつ共感できなかったけど、これが実話なんだから、びっくり。 面白いけれど、「工作」の監督なら、もう少しエ…

『この名作がわからない』(9/29追記あり)

『この名作がわからない』ご恵贈いただき、よんでいるのですが……これが、ちょっとぱらぱらするつもりが止まらなくなってます。 世間で面白い、傑作だ、と言われてる名作……だけどそれがピンとこないものがある……そんなことを、小谷野敦さんと小池昌代さんが話…

昨夜のシバポロ

おとといは場所取りで少し不穏な空気が漂ったシバポロですが、 ゆうべは、それぞれの寝床に収まり、仲良くくっついていました。 涼しくなってから夜のシバのお漏らしがなくなったので、ノーおむつになりました。 エロスでよみとく万葉集 えろまん 作者: 大塚…

「波」10月号で伏見憲明さんが『えろまん』書評を!

「波」10月号で伏見憲明さんが『エロスでよみとく万葉集 えろまん』の書評をかいてくださいました。 やばいくらい素晴らしい書評で、震えます……。 伏見さん、ありがとうございます! エロスでよみとく万葉集 えろまん 作者: 大塚ひかり 出版社/メーカー: 新潮…

場所取り合戦(シバのけなげさにほろり)

『源氏物語』の六条御息所と葵の上の“御車の所争ひ”は有名ですよね。 賀茂の新斎院が立たれ、賀茂祭のための禊ぎを賀茂の河原で行う“御禊<ごけい>の日”、源氏が行列に加わるというので、見物に来た愛人の六条御息所の車を、あとから来た妊娠中の正妻・葵の上…

きょうもしつこく宣伝

売れてほしいから宣伝します。 広告業界では子供と動物を出せば売れると言われているので、 私も負けじとやってみます。 どうぞよろ! うちの老犬猫ども(15歳&19歳)頼んだよ! アニマルパワー発進!!

「工作」また見に行ってしまった

「工作 黒金星と呼ばれた男」、また見に行ってしまいました! 今度は一度目よりも良かった! また泣いてしまいました。 好きになったものは音楽でも本でも繰り返し見たり聴いたりするタイプなのですが、ケチで出不精ゆえ、同じ映画を見に映画館に何度も足を運…

ヤモリのミイラ&「工作 黒金星と呼ばれた男」

こないだヤモリのミイラを家で発見。 寒いからふとんを押し入れから出した時に落ちてきたようだ。 うんこのひからびたやつか? と思ったけど、違った。 虫がくるといけないから棄てました。 「工作 黒金星と呼ばれた男」みてきたが、凄く良かった! 今年みた映…

入門万葉集

入門万葉集、上野誠さんよりご恵贈いただきました。 ありがとうございます! 入門 万葉集 (ちくまプリマー新書) 作者: 上野誠 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2019/09/06 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る

レビューに一喜一憂してしまう

本が出たばかりの著者って多少なりともそうだと思うのですが、 やっぱり書評はもちろん、レビューって気になります。 とくにアマゾンは購入者以外も書けてしまうから、 どんなレビューがつくのか、ドキドキしてしまうところってある。 それが、いきなり★一で…

デイリー新潮『えろまん』

デイリー新潮で『エロスでよみとく万葉集 えろまん』を紹介してくださいました。 ありがたいです。 ぜひ読んで下さいね。 そしてご購入いただけたらとても嬉しいです。 www.dailyshincho.jp www.dailyshincho.jp 紀伊國屋書店↓ www.kinokuniya.co.jp 楽天ブ…

アマゾンの悪質犯罪的レビュー 「エプソン&ブラザー」(トップセンター⇒ヘルスマネージャー⇒ラントバンカー…………)さん

アマゾンでいきなり★一つの悪意に満ちたレビューついてへこむ&怒る いっぱいレビューついてるのの一つならまだしもまだ二つなのに。 アマゾンもせめてレビューは購入者に限定してほしい。 女系図でみる日本争乱史 (新潮新書) 作者: 大?ひかり 出版社/メーカ…

記憶にございません

見た。 山口崇がめっちゃ良かった〜〜。 配役が本当に素晴らしい! でも、ラストが……。 世襲議員容認映画かw 三谷幸喜の笑いは私にはちょっとよく分からんかも。

瀬野先生のお話(続き)

きのうの瀬野先生のお話の続き。 夫の父親の指の先は少しなくて、それはシベリア抑留された時、凍傷になったからだと夫は思っていたのだが、実は自分で切ったものであったと、今年はじめて聞かされてショックを受けたという。義父は今年94歳。その年になって…

瀬野先生のお話。

早稲田の時の恩師の瀬野精一郎先生に『女系図でみる日本争乱史』をお送りしたら、お電話がかかってきて、それは私が、同封したメモに「愛国百人一首」を間違って「愛国万葉集」と書いてしまったらしく、それを正すためであったのだか、そのついでに、いろいろ…

山口晃の画集

五木寛之が連載していた『親鸞』の挿画を一冊にまとめたやつ。 分厚いです。 でも買う価値あり。 絵だけでなく、文字も素晴らしい。 このラップ風にしたところとか、天才。 声が聞こえてくるかのようで、 小説(『親鸞』より……というのでなく、いろんな他の有…