猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

頂いた本など

今年になって頂いた本など……。 まだ拝読できてないものも少なくないのですが……。 山本淳子さん 『道長ものがたり』 これは面白そう! 「紫式部は道長の妾だった?」 というオビからして、絶対読まなきゃ!! だけど、まだ読めてないのです。 『源氏物語』の関連…

ただ働きはすり減る

原作者の権利考えさせられる。 版元とは別の●●オンラインの類いに本の一部を(試し読み的に)提供するということがある。 「宣伝になるから」と版元には言われるのだが、掲載料など作者にはビタ一文入らない。 ウェブライターが記事書けば稿料は入るのに。 宣…

週刊新潮1月10日号

に書いた記事(書いたのは去年)が、ネットでも読めるようになったようです。 本の売り上げにつながるといいな。 www.dailyshincho.jp ちなみに過激なタイトルは編集部がつけてますw 嫉妬と階級の『源氏物語』(新潮選書) 作者:大塚ひかり 新潮社 Amazon や…

赤染衛門

「光る君へ」三回目に赤染衛門が登場していました。彼女は『紫式部日記』にその名が出てくることで有名で、夫の名を取り“匡衡衛門”と、宮(彰子)や殿(道長)などの周辺では呼ばれていたとあります。八十代で歌合に出詠するなど元気で長生き。このあたりのこと…

大河

大河ドラマでは紫式部は代書屋めいたことをする設定ですが、彼女は駕輿丁や人ならぬ水鳥まで自分に重ね、国母の彰子にも同じ人間としての苦しみを見る「希有な共感応力」、なりきり能力があります。といった事も書いてます。 嫉妬と階級の『源氏物語』(新潮…

期間限定でKindle読み放題

期間限定で読み放題です。 本当はひどかった昔の日本―古典文学で知るしたたかな日本人―(新潮文庫) 作者:大塚ひかり 新潮社 Amazon 本当はエロかった昔の日本(新潮文庫) 作者:大塚ひかり 新潮社 Amazon 松居一代のブログ、あんなに更新されていたのに、も…

トカゲのおっさん

私がまっちゃん嫌いて言うたら、友達の芝崎さん等が、まっちゃんは天才だというので、教えて頂いた「トカゲのおっさん」を動画サイトで見た。 女の描き方とか、好みじゃないところはあったが、 めっちゃ良かった。 ろくに知りもせず、週刊誌の伝える行状で「…

「ダ・ヴィンチ」で

「ダ・ヴィンチ」で、『嫉妬と階級の『源氏物語』』が紹介されました。 BL特集だったので、私も購入しました。 三宅香帆さんありがとうございます。 ダ・ヴィンチ 2024年2月号 [雑誌] 作者:ダ・ヴィンチ編集部 KADOKAWA Amazon 嫉妬と階級の『源氏物語』(新…

ザプロファイラー

きょう夜九時の放送です。 再三書いているように、私は自分の姿は恥ずかしいので見ませんが、 皆さんは気が向いたら見てね。 www.nhk.jp この時もけっこう右膝があれで、行き帰りは車でないと駄目だったのでした。 嫉妬と階級の『源氏物語』(新潮選書) 作…

きょう発売の「週刊新潮」に

きょう発売の「週刊新潮」に紫式部のこと書きました。 週刊新潮 2024年1/18号 作者:週刊新潮編集部 新潮社 Amazon 『嫉妬と階級の『源氏物語』』の宣伝のためです。 嫉妬と階級の『源氏物語』(新潮選書) 作者:大塚ひかり 新潮社 Amazon 源氏物語の教え――も…

「女性セブン」のコメント

news.yahoo.co.jp 去年、取材うけた「女性セブン」の記事がwebで読めるようになったようです。 その後は体調があんまりよくなくて、取材的な仕事は受けてなかったのだったっけ。 嫉妬と階級の『源氏物語』(新潮選書) 作者:大塚ひかり 新潮社 Amazon やばい…

『老人ホームで死ぬほどモテたい』

「月刊清流」で黒木瞳が紹介していて絶対面白そうと思って、読んだら、やっぱりというか、すごく面白かった。 上坂あゆ美は、和泉式部以来の……というと大げさだとしたら、与謝野晶子以来の天才ではないか。 口をついて歌が出てくるように見えるという点では…

大河「光る君へ」感想

なかなか衝撃の展開だった。 が、面白かった。 道兼役から目がはなせない。 当時の身勝手な大貴族や皇族を集約したみたいになって(実際の道兼はともかく)、面白かった。 思えば在原業平伝説だって、当時の色好みの色んなエピソードを集約して、作られたんだ…

1/6付けの毎日新聞で

1/6付けの毎日新聞で、『やばい源氏物語』が紹介されました。 まだ私は記事を見てはいないのですが、 ありがたいことです。 どうぞ多くの人たちがこの本の存在を知って、読みたいと思ってくれますように。 手に取ってくれますように。 やばい源氏物語 (ポ…

また歯医者

いってきました。 色々と不安をぶつけました。 「歯石取りやっぱり不安になります」 「それは歯石取りの意味を知らないからです。正しい知識を得れば不安は解消されます」 「レジンが削れるのでは」 「削れてから考えてください」 「レジンがすりへるのでは…

ザプロファイラー

www.nhk.jp 4kは、1/4 21時から、 ふつうのbs(2k)は1/11 21時からです。 嫉妬と階級の『源氏物語』(新潮選書) 作者:大塚ひかり 新潮社 Amazon 源氏物語の教え――もし紫式部があなたの家庭教師だったら (ちくまプリマー新書) 作者:ひかり, 大塚 筑摩書房 Ama…

じんましん

この時期になると、出てくるじんましん。 寒くて乾燥する季節といっもて、必ず年明けに。 嫉妬と階級の『源氏物語』(新潮選書) 作者:大塚ひかり 新潮社 Amazon やばい源氏物語 (ポプラ新書) 作者:大塚ひかり ポプラ社 Amazon

岡田准一のプロファイラー

4k 1/4 21時〜 2k 1/11 21時〜 放送です。 11月の収録でした。 思えばこの収録前後から疲れて、歯が痛くなってしまったのですがw 私は恥ずかしくて見られないけど、 みんなは見てくださいね。 www.nhk.jp

歯垢チェックと歯石取り

昨日も歯医者。歯垢チェックと歯石取りと講習。 次回はうまく磨けてるかのチェック等。 二、三週間に一度予約をとり、歯周ポケットや歯石取りを繰り返していく治療のようだ。 ふつうの人にとっては、なんでもない治療であろう。 が、私の場合は、治療前は緊…

目の経過順調

6月末に目の手術してから早くも半年近くが経った。 きょう、目医者で診てもらったところ、異常なし! ホッとした。 きのうは歯医者だったが、歯周ポケットをはかってもらった。 歯周ポケットは以前はかった時は痛くてはかるのがイヤだったが、きのうはさほど…

色々疲れて居る

十月・十一月と色々頑張りすぎて、いまもう疲れてしまってる。 噛み締めてたのか、あるいは抵抗力が低下したのか、歯が痛くなり、近所の評判の良い歯医者いったら、三本治す、うち一つは神経あるけど、ジルコニアクラウンにするっていうから、疑問感じて、i…

祝宴に招かれざる者

子供のころ、「眠れる森の美女」で、なんで王女の誕生パーティに招かれなかっただけで、魔女は恨んで魔法をかけたのだろう、そのくらいのことで……と、疑問を覚えたものだが、 大人になると、よく分かる。 昨日、まさにそういう感情になったから。 このテーマ…

この一冊にかける思い

『嫉妬と階級の『源氏物語』』は、『昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか』が出た2015年ころ、もしくはそれを書いているころに構想を得て、構成も考えたものです。 2017年には一通り書き終え、2019年にもまた書き直しており、我が家には2017 年バー…

色々とつらい

また、ぽぽちゃん(=私のこと)は人生のつらい時期に入っているのだろうか。 つらい。 この時期になると、いつだってつらい。 十二月から二月にかけてが、一年のどん底シーズンである。 なんとかこの時期を乗り越えれば、あとはまた十二月くらいまで行ける気が…

きょう発売の「新潮」2024年1月号に

きょう発売の「新潮」2024年1月号に『嫉妬と階級の『源氏物語』』の書評載ってます。 小池昌代さん、ありがとうございます! 新潮2024年01月号 新潮社 Amazon 嫉妬と階級の『源氏物語』 (新潮選書) 作者:大塚 ひかり 新潮社 Amazon

みちのくいとしい仏たち

https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202312_michinoku.html 東京ステーションギャラリーによろよろと行ってきました。 とても良かったです。 以前、奥州旅行での青森県立郷土館で見た山の神のサンスケとか思い出しました(サンスケとは、山に入る時…

なんでこんなに

眠いの。 寒いから? そして首も肩も歯も、あちこち痛いのよ〜寒いと。 やばい源氏物語 (ポプラ新書) 作者:大塚ひかり ポプラ社 Amazon 嫉妬と階級の『源氏物語』 (新潮選書) 作者:大塚 ひかり 新潮社 Amazon

芝崎みゆきさんが!

芝崎みゆきさんが、ブログに『やば源』のこと書いて下さいました。 いつも本当にありがとうございます! miyukishibasaki.blog.fc2.com 芝崎さんは古代ギリシア、古代エジプト、古代アメリカ文明の本を出してます。それがみんな手書き! 文字まで手書きなので…

意地悪レビュー

『やばい源氏物語』、アマゾンにさっそく意地悪げなレビューがついていた。 色んなことを書いている中、よりによって、紫式部と道長の関係について、倉本氏の本を引用しつつ、比較するとは。 あれだけ見ると、さも私の説がいい加減に見えるけど、しかし、二…

源氏物語のお勧めの現代語訳は

とよく聞かれるのですが、すいません、現代語訳でほとんど読んだことがないので、答えられません。 強いて言うなら小学館の日本古典文学全集(新編じゃないほう)がお勧め(もちろん私の全訳も。とくに「ひかりナビ」)。 注・原文・現代語訳の三段組みになって…