猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

リサ・ランドール博士

maonima2007-12-09

いま(12/8)NHKでリサ・ランドールというハーバード大学の物理学の教授の五次元理論というのをやっていた。
1962年6/18生まれなんだけど、これが美人で、スタイル抜群。しかも頭が良くてエネルギッシュ。
印象的だったのは、東大で物理学を勉強している院生たちに、
「あなたたちも、思いついたらすぐ実行したくなるでしょう?」
と当たり前のように言っていること。
いや、なかなか凡人は思いついてもすぐには実行できないって。あと、
「やめたいと思ったことはありますか」という質問に、
「いい質問ね。やめたいと思ったことはないけど、自分がやっていることが果たして何の意味があるのかしらと思ったことはあるわね」
と答えていたこと。ああ、私も口では「もうやめよっかな」と言いつつ、本気で『源氏物語』訳とかやめたいと思ったことなどはないが、「これって何の意味があるのやら」とおもうことはある。
リサ・ランドールですらそうなのかと思うと、なんかホッとする。


物理学をしようと思ったのは、七歳の頃、よんだ『不思議の国のアリス』がきっかけだとか。アリスを読んでる人は世界に何億といようが、そのうちどれだけの人がランドール博士のようになれるだろう。いや、なにも博士のようにならないにしても、それが人生を楽しませる何かになり得るだろう。このへんが凡人とは違うところだ。


印象的だったのは、ランドール博士の容姿で、学生時代の写真なども出てくるのだが、若い頃よりも今のほうが顔もシャープになって深みが出ていて、ずっと美しいということ。四十過ぎたら顔は自分の責任とかいう言葉があるけれど、年をとれば取るほど醜くなっていく人と、かえって美しくなっていく人がいる。しかしランドール博士のようにそれが歴然としている人も珍しい。とくに二の腕の肉づきがいいのは、何かやっているのだろうか。

ただし、うちの子は「なんか、この人の言うことって宗教みたい」と言って、ひとりで別のテレビで録画したドラマ「モップガール」を見ていた。うん。紙一重なところはあるね。