17日に犬がきて今日で三日目。今夜は犬にとって我が家で三日目の夜になる。
平安時代、男が女の家に三日通えば結婚とみなされ、三日目の夜、「三日夜の餅」というのを作ったのは『源氏物語』などにも書いてある有名な話。
シバ(柴犬だからシバとつけた)はうちの誰かとまぐはひしに来たわけでもなければ、オスでもないし、人でもないし、だいいち今は平安時代でもないのだが、なんだか今日は「三日夜の餅」でも作りたい気分です。
しかし西牟田靖の『僕の見た「大日本帝国」』は分厚いなー。NHKbsのブックレビューの仕事で、共演予定者の武田徹さんが推薦したので読まなきゃいけないんだけど、これはどうも内容的にも私にはとてもきつい。
吉川潮さんの推薦した『ブスの瞳に恋してる』(鈴木おさむ)は、自分の推薦した『電波男』以上にすいすい読めて面白かったのだけど…。
写真はうちの猫1(雑種)とシバのなごみの風景。猫2(スコティッシュ)はいまだシバには近づけず。