夜のエサをやろうと、
「シバ、シバ」
とシバを呼んでも、来ない。小屋のほうを見てもいない。すると、私の足元からむくむくむく〜と出てきたので、びっくり。
こないだ、下足の下の土を一生懸命掘っていたと思ったら、ここにいいたのか。
思えば、下足の下は、暑い夏の日の、シバの避難場所だった。日も当たらないし、土がひんやりして気持ちいいのだろう。
最近はさすがにここに入りこむことはなくなっていたのに、外気が冷えてくると、下足の下の土のほうがあったかになったので、また入りこんでいたのだろう。冬眠のカエルみたい。
なんだか可愛い。
限られたスペースの中で、与えられた小屋だけじゃなく、よりよい環境を自分で作り出して探し出すシバはエライと思った。
今度、下足の下から出てくる写真、撮れたらここにupしたい。
(下足の下から出てきました。鼻は土だらけ)