猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

茶々

maonima2006-12-24

 昨夜は茶々ちゃんにあった。はじめはまさか茶々ちゃんとは思わなかった。大人の落ち着いた柴だと思ってそう聞いたら、「まだ生まれて一年も経っていない」と言う。そのうち相手の飼い主さんが「もしかしてシバちゃん?」と言うので、「はい。えっ、お名前は?」と聞くと、「ちゃちゃです」と言うので思い出したのだ。
 茶々。
 夏頃、可愛いシバの子犬が散歩していたので、思わず近寄って名前を聞いたら、
「ちゃちゃ。淀君の茶々ですよ」
と言っていたのを思い出した。
 あんなに小さかった茶々ちゃんがこんなに立派に…。シバを近づけると、それまでおしとやかだった茶々ちゃんが、急にしっぽを振って、大喜びでシバの横腹にボフッと体当たりなんかしているところはまだ子供だ。
お転婆なんですよ〜」
と飼い主さんは嬉しそう。撫でると、家で飼われている犬らしく、綺麗でニコゲで気持ちいい。さわっても臭くないし。
「可愛い〜」
と言うと、飼い主さんはもっと嬉しそうだった。綺麗な茶々と遊んでいるシバは外飼いのために夏毛が抜けてぼろぼろで、姫君のお遊び相手にお城に呼ばれた悪童さなから。
 茶々はずーっとシバと戯れていたが、「じゃあねバイバイ」と飼い主さんに連れて行かれると、シバのことを振り向き振り向きじっと見ている。
「後ろ髪引かれる」
とはこのことだという感じ。
 しかしなんで淀君の名前を付けたのか、また聞きそびれてしまったなぁ。