猫も羽<わ>で数えましょう(大塚ひかりの犬・猫・人・他)

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演じる犬

maonima2006-12-30

 冬毛で温かいはずのシバなのだが、子供によると、裏口に来て「くぅうん」と甘えた声を出す時は、「ぶるぶる震えたふりをしてる」という。
 見ると、たしかにつま先立ちでぷるぷる震えている。しかしこれが演じているとしたら、震えることで人間の同情を買えるということをシバが認識していることになって、なかなか賢い。
 しかし怪しい人や怖い人には「バウ!」と威嚇した声を出して相手をひるませ、飼い主に甘えたい時は「くぅうん」という声を出して、飼い主に「可愛い」と思わせる犬のことだから、演技とまではいかなくても、無意識に飼い主の気をそそる言動をしているということは考えられる。
 シバは車に乗る時や獣医に連れて行った時は、ほんとにぷるぷる震えるのだが、その時、私や獣医が、
「大丈夫だよ〜」
と言ってあやしたり、抱っこしたりするのを覚えていて、甘えたい時に震えて見せているのかも。以前、震えるシバを見て、
「寒いの〜?」
と言ってボロきれをやったり家に入れてやったり遊んだりしてやったこともあることだし。猫もくっつきたい時、エサが欲しい時は、まるで子猫のような高い声で鳴いてお尻をあげてすりよってくるもんなぁ。
 欲望にまっしぐらな犬猫の生きざまっていいよなぁ(そういえば昔、「生きざま」って言葉は変だ。「死にざま」という使い方をするのが正しいとか言ってる知識人がいたけれど、今じゃ「生きざま」は普通に使われてるよね)。