猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

 「よりぬきサザエさん」という本が、昔、祖母の家にありました。

 子供心に「よりぬき」って何? 相撲のワザか何かだろうか?と疑問を覚えつつ、読んでいました。
 それが膨大な「サザエさん」の漫画のなかから、これは!という(たぶん作者の長谷川町子がそう思ったのでしょう)漫画を選りすぐった漫画集であったと知ったのは、小学生も高学年になってから。「よりぬき」の意味も知らなかったのですから、後年、物書きになるとは思えぬ子供時代の私の国語力です。

 そこで、今日から、ブログを付け始めた2005年4/18にさかのぼって、「ポポ手日記」の中から、これはと思う日記をば選りすぐり、「よりぬきポポ手日記」を付けることにしました。どうぞ昔の日付にさかのぼり、楽しんでいただければ幸いです(少し復活させました。「日記一覧」から入ってくださると幸いです)。
 「ポポ手」というのは、犬猫の肉球あたりを指す私の造語です。なんとなくポポ手という感じがするでしょう?  私の布教のおかげで、我が家ではすっかり普通名詞です。あとで知ったのですが、英語でも犬猫の前脚はpawといいます。やっぱり英語圏の人も犬猫の手に「ポ」を感じたのでしょう。
 写真は「ポ」の代表にして典型です。(大塚ひかり)