猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

(5/23)上を向いて

今日の日記は以下の日記に触発されて書いた。坂本九つながりである。この日記は一見、イヤミな記事もあって、うっと思ったりもして、私が常々好きだと公言している動物や料理の癒し系ブログとは異質なのだが、時にこんなふうになるへそ知らなかったよ、と思える記事があるので、やはり時々見たくなる。
http://d.hatena.ne.jp/jtm/20070523




http://jiten.cside3.jp/Uewomuite.htm
歌おうとしても涙が出て歌えなくなるくらい、良くできた歌だ。
ほかにも読んでるうちに涙が出てくるものは多い。絵本の『ごんぎつね』と『小さいおうち』も必ず泣ける。
「ごん、お前だったのか、いつも栗をくれたのは」
子供が小さい頃、何度読み聞かせても泣いてしまった。『ちいさいおうち』の周りがどんどん開発されて、
「もう、いまでは、ちいさい おうちが お日さまを みるのは、おひるだけでした。 そして、よるは、もう、お月さまも おほしさまも ぜんぜん みえません」
という段でも必ず泣いて、うちの子を心配させたっけ。『ちいさいおうち』は、以前の日記で書いた39で小学生を含む子供をかかえて未亡人になった伯母(母の兄の妻)に六歳の時にもらったんだった。この伯母には『九月姫とうぐいす』や『マザーグース』ももらった。
 母の姉である伯母には小学生の頃、美術全集と『世界の七不思議』をもらった。美術はもともと好きだったがこの『世界の七不思議』のせいで、今でも私は超古代文明好きだ。

平家物語』の「敦盛最期」の“あはれ弓矢とる身ほど口惜しかりけるものはなし。武芸の家に生まれずは、何とてかかるうき目をみるべき”という熊谷直実のことばも、こうして書き写しているだけですでに泣けてくる。『平家物語』は泣かせるための文学とも言えるからね。

 泣きたい時はこれらはオススメ。
 しかしこうしてみると泣くのも泣かせるのもいかに容易かということがわかる。
 笑いたい時に笑えるオススメ文学があれば、教えてほしいものである。
(私の好きな古典にも笑い話集はあるし、笑いを狙ったものはあるが、どうも笑いというのは「場」や「時」が深く関係するようで、ツボがズレてて笑えない。お笑い番組でも見るしかないのか……)

 これはちょっと笑える。ミクシィで知ったある。
http://www.youtube.com/watch?v=8xwue8ee48w&eurl=http%3A%2F%2Fblog%2Elivedoor%2Ejp%2Fparumo%5Fzaeega%2Farchives%2F50336962%2Ehtml