猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

強行軍の快

maonima2007-06-05

 7/23発売九月号の「美的」の仕事で奈良へもパパッと。
 去年の伊勢の時と同じ女ばかりのメンバーなので気楽であった。
 相変わらずの強行軍だが、もう原稿を書くとこだけ直感的にここぞというところばかり重点的にみる。
 強行軍って、なにか肉食動物に追われる草食動物みたいに安全な場所が見えてくるというか、いや、草食動物を追う肉食動物のように必要なエモノというか、ミモノが浮かんでくるというか、動物的カンが培われる感じでこれはこれで快感。  と思わないと、こういう取材はやってられない。でもなんだか賑やかで楽しかった。
 苦手なホテルの部屋にもひとりで泊まれるようになったし(私は十代や二十代の頃は一週間や十日の一人旅でホテルのシングルはもちろんのこと、鍵のかからぬユースホステルの部屋に泊まったりもしたのだが、33歳での出産後、そして38歳の歯の病気以来、ダメになっていた)キーを差し込むことで部屋の電源が入るシステムを初めて知るなど、いろいろ勉強にもなり、また自信がつきました。
(写真は久保陽子さん撮影)