猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

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植草教授

maonima2007-06-22

●我が家には植草教授がいる。
 猫1(タマ)は、私と子供が風呂に入ると必ず覗きに来るし、トイレのドアも少しすき間があいていればポポ手でひょいとあけて、入ってくる。寝所にもしのんできて、私の寝息を確認してから、そっとふとんにすべりこんでくる。
 子供が言うには、胸に片ポポ手を置いたりするそうだ。猫は少し段があるところを脇息代わりにするからなぁ。それで子供は、
「タマはスケベオヤジだ(タマは七歳。人間で言うと四十代半ばくらいか)」と言うので、
「まぁいまんとこ覗きくらいだから植草教授じゃない?」
と私が言うと、あっという間にこの名が広まり(といっても私と子供二人の間に)、二人で風呂に入っている時などに、すりガラスの向こうに、頭の上に三角の耳がついたシルエットが見えると、
「ほら植草教授がまた来てる」
などと言われるようになったタマなのである。(ぴっかり)




●●週刊誌で司馬遼太郎の特集をやるとかでインタビューを受けることになったのだが、『燃えよ剣』よんだの大昔だし、『義経』も実家に箱入りの立派な初版で買った本があるからよんだはずにもかかわらず何も覚えてない。『もえよ〜』は当時、土方歳三の大ファンだったから読んだのだが、『義経』はなんで読んだんだろう。私は『義経記』を訳しているから(『大塚ひかり義経物語』)きたしごととはいえ義経にも昔から興味あったのかな。縁はあったから。生まれた所には義経にちなむ地名がついてたし、中学二年に引っ越した先にも二、三キロ坂を下った所に義経の首洗いの井戸がある神社があったから、なんとなく気になっていたのだろうか。