猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

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 こないだ奥多摩日原鍾乳洞へ行った。私は実は大の鍾乳洞好きで、今までも秋芳洞はもちろん、竜河洞などあちこち行っている。洞窟も好きで、田谷の洞窟や江ノ島の洞窟にも行った。
 が、忘れていたのだが、日原鍾乳洞は寒かった。鍾乳洞は一年中、気親が一定だ。だから冬温かく、夏寒い。しかし。
 暑い日にタンクトップで入ったものだから、みんな風邪をひきそうにこごえた。なにしろ十度だから温度は。私ひとりは上着を着用していたが、子供が「寒くて死にそう」と言うので、貸してやった。かくして私はタンクトップ一枚で約三十分間、十度の寒さに震えた。

 しかし子供は、
「鍾乳洞の寒さと衝撃で、夏休みに勉強したことがみんな飛んでなくなった」と情けないことを言う。
 催馬楽(って『源氏物語』訳をしてると、こう出てくるのだ)理恵子の息子は、何かひとつ覚えると、何かひとつ古い記憶が脳から出て行く。そうマンガに書いてあったが、うちの子にとって日原鍾乳洞は、そんなにさまざほまなものが脳から出て行くほど衝撃的だったのだろうか。うーん。

 ちなみに鍾乳石が一センチ伸びるのに七十から百三十年かかるとか。犬猫の寿命は平均十五年だから、鍾乳洞二ミリ分くらい? 私が七十年生きてやっと一センチか。鍾乳洞へ入って以来、なんだか体が重くて仕方ない。



★中高時代の同級生によると、福島の阿武隈洞がオススメとのこと。行きたいなぁ。早く冬にならないかなぁ。そうしたら入ったらあったかく感じて、スキーも出来るし。『源氏物語』ばかりが人生じゃないんだから、頑張るけれど、もっと家族と楽しむことを考えたい。