猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

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「私はあなたを知っている」という前提

maonima2007-09-11

 恐れていたことが現実になってしまった。
 今日、ラジオの生番組に出たのだが、相手は私の本を一冊も読んでいなかった。私は相手の『源氏物語』に関する小説をわざわざ買って二度も読んで臨んだのに。
 打ち合わせでもまったく話はかみあわず……。
 松任谷正隆さんのように話させ上手な人は、稀有だったのだ。松任谷さんは多忙な中でも私の本を二冊読んでくれていたから、話しやすかったのだが。
 こんなんなら、出ないほうがましだったかな。全訳の宣伝どころか、足を引っ張ることになったというのは、放送の内容もさることながら、落ち込んでる分だけ、訳にあてる時間が減ってしまったから。
 でもせっかく買って読んだ本だからと思って、本に私の名前宛でサインもしてもらったから、まっいっか。
 

  9/9の日記でも書いたけど、
「私はあなたを知ってるよ」
という前提がないと、アイドルでもない、上がり症の口下手な私は、ものは喋れない。そう分かっただけでも収穫だろう。
 それにしても思えば、こんな私との対談のために、わざわざ私の本を五冊も六冊も読んでいた江川達也は改めて偉かったなぁ。江川さんはインタビューのゲラのチェックもしないそうだ。どんなふうに書かれても気にしない、そんなこといちいち気にしては身がもたないからと。
 私もここで愚痴を書いてる暇があったら、仕事をしよう。

★どんなに辛くっても今の安倍さんほどではないだろうと思うと、気がラクになる。ってのもおかしいが。バカだ無能だ吸引力がないと言われつつ、自民党ぼろ負けでまだしがみついていたのが、今ごろになって辞めるんだもの。肩の荷は下りただろうけど、出自も輝かしいだけに、その風当たりの強さやら感じる劣等感やら敗北感やら挫折感やらを思うと、私のストレスなんて塵みたいなものだろうさ。

★★その後、冷静になって考えると、それほど気にすることじゃないのかなと。夫によると「そんなに悪くもなかったよ。相手の人も悪い感じじゃなかったし」とのこと。「『源氏』の訳出るのって、一年先でしょ。一年前のラジオ一つで、売れ行きに影響なんてあるわけないよ。結果はどうあれ、出るだけでああいうのは宣伝になるもんだよ」と、営業マンの習性か、子供にすらお世辞を言ってしまう、褒め上手の夫は言っていました。<9/14付記>