猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

アメリカ人・ドイツ人

maonima2008-01-24

香山リカさんの『キレる大人はなぜ増えた』(朝日新書)。
まだ読んでなくて、ぱらぱらめくってたら、「夫に暴力をふるうセレブ妻たち」って小見出しがあって、その項目になにか心惹かれた。
香山さんは本当に精力的だ。


キレるといえば、最近、『源氏』訳が楽しくて、これがほかの原稿などで妨げられるとイライラする。
でも、『源氏』訳始めてから、論理的な思考がますますできなくなってる。『源氏』に取り込まれてしまってるのだろうか。
今も『源氏物語』の現代性ってテーマで原稿、書いてるんだが、これがどうも難しい。昔はそんなのばっかり書いてた気もするんだけど、今はなんだか。
『源氏』の女君とか、ポポ手の話とか、そういうのは考えてても楽しいし、速攻で書けるのだが。論じたりとかがダメになっている。もともとバカだが、そっち方面の頭が確実にバカになっている。


バカといえば、シバの小屋に湯たんぽをやったら、引っ張り出して使やしない。様子を見に行くと、ボールをくわえて遊んでくれと言う。お前は小学生男子か。雌なのに。小雪姫というれっきとした本名もある血統書付きなのに。近所の源ちゃん(雄シバ)は、犬小屋に入れた湯たんぽを大事そうに抱えて寝ているというのに。あさっては三歳の誕生日。人間で言えば娘盛りではないか。



夫に、
「今年一年、アメリカ人になれ」
と言ってある。どういう意味かは面倒なので(というか恥ずかしいし)、詳しく書けない。
「ドイツ人とどっち」
と言ったら、
アメリカ人でいい」
と言うから。