猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

一気に衰弱

 無理が通れば道理も引っ込む。
 あまりにひどい事態に、昨日から一気に衰弱。
 
 
 わたしは蟻。
 せこせこ働き、ちょっと目立つと踏みつけにされる蟻。
 
 
 ダイエットなんて簡単さ。
 金出して本を買わなくたって、ビリーズブートキャンプとかピラティスなんかしなくても、
 理不尽な目にあって、それをくよくよぐるぐる一日、二日、皿回しみたいに頭で回していれば、三キロ減なんて楽勝さ。
 中年太り、メタボなんてどこ吹く風ってなもんさ。
 
 心が肉を食ってくれるんだ。

 代わりに心が血を流し、いつもはいづこにあるとも知れぬ臓器のあちこちが自己主張する。
 歯はここだ、胃はここだ、と、みんながこぞって、
「いるぞ いるぞ ここにいるぞ」
と、ぞわぞわぞわぞわ私に告げる。


 それは辛いことだけど、痛いってことは生きているんだ、お前はこんなに色んなものを装備しているんだよ、というカラダの声、なのだろうか。
 だとしたら、うるさい声だなぁ。