梟は、『源氏物語』では、夕顔が死ぬ不吉なシーンで出てくる。
『源氏物語』の注釈書が言うように白氏文集の「凶宅」って詩にも出てくるし、玉上琢彌の『源氏物語評釈』によると、梟は母を食う鳥と考えられていて、さらし首を意味する「梟首」なんて言葉にも梟の字が使われるなど、イメージの悪い鳥だったらしい。
今は福を呼ぶ鳥と言われているようだが。
ブログのプロフィール欄に載せているうちのポロの顔が梟に似ているという人もいる。
それももっともな話で、梟は「猫鳥」とも呼ばれるほど、猫の顔と梟の顔は昔から似ていると思われていたのだ。
このブログを見ると、梟は可愛い。梟は肉食なので、エサの調達が大変らしいが、鳥類で飼うならカラスか梟と私は決めている。
飼うチャンスは訪れないだろうが。
http://blog.bezombie.com/archives/cat30/