★老獪というのはなぜ「老」がつくのか。
その理由の一端が、腑に落ちるような今日この頃。
年を積み、老いを重ねて、培った経験を、悪知恵として花開かせている老狸たちが、自分たちの耕した、さしてうまくもない果実の実る畑を守っているというような光景が幻のように面影に添って離れない。
別の畑はいっぱいあるんだから。
★★しかし狸って、老獪な人の形容によく使われるが、そんなに悪賢いのだろうか。
犬猫飼ってると、動物も人一倍嫉妬深くて、けっこうせこいことが分かるが。
たとえば猫2にエサをやると、猫1が背後にいるか確認し、いないとなるとゆったーり食べたり、猫1が猫2にかみついている時、「こらっ」と言うと、猫1は急に猫2をなめて可愛がってるふりをして取り繕ったりして。
★★★写真はお向かいに戴いた巨大とまと。
★★★★日本文藝家協会の桐原氏より返事が。以下、要点。
1クロワッサン誌に公告として掲載された経過(訂正・撤回も含めて)から「問題あり」と判断
……とのこと。びっくり。これが推薦入会の名簿から外す理由になるのか。「間違った公告」だからこそ、「撤回」されたのであり、出版社の間違ったお詫びの責任まで私に問うのは、被害者である私への二次被害ともいえるものであり、はなはだ問題ではないのか。
2出版部に取材してない、というご指摘も受けましたが、過去にも
推薦手続きを見送りました際の資料として新聞・雑誌に掲載された記事等を参
考にして参りました経過があったので、今回、出版部への問い合わせはしなかった。
……過去の前例は何なのか。「公告」が間違っていたとされ、撤回お詫びされた例までカウントされているのだろうか。
何より今回、桐原氏が当該記事を知ったのは、旧知の友である槙氏から聞いたからである。私に対してはもちろんのこと、出版社にも確認せず、友人の言い分のみを聞き、1のような理由で、推薦名簿から排除するのは、公益を追求する社団法人として、いかがなものか。問い合わせ中だ。
答えがきた。以下、要点。
クロワッサン誌729号「お詫びと訂正」と同誌731号「お詫びと訂正」が続きま
したことは、「完全決着」であろうか。小生にはまだどこからか
反論があり、「続き」があるではないかと愚考いたしました。従いまして「問
題あり」と判断
どこからか?って……。もう絶句しかない。2と3の質問にも答えてないし。
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