猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

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なめられる女&錦戸亮は色悪

maonima2008-06-26

 昔から一貫して私は「なめられる女」だったと思う。
 とりわけ不動産関係や美容師関係になめられる。
 若い頃は、
「チビで童顔だからかな」
と思っていたが、オバサンになってもやっぱりなめられるところをみると、
「貫録が無いんだ」
と認めざるを得ない。
 チビでも痩せていても、なにか醸し出す雰囲気が、侮れない人というのはいるものだが、私は、全身から、
「侮られオーラ」
が出ているのだろう。
 重みと深みがないというか。
 おどおどしているというか。
 いい年をしても、すらすら喋れず、へどもどしているうえ、すぐ調子に乗って躍り出したり、でも粗忽でよくものにぶつかったり転んだりするし、考えがふらふら変わったりするし、まぁいいかと強く言えないところもあるし、そんなこんなで、怒りがたまっていきなり顔を真っ赤にして怒鳴り出したり、その他、色いろなめられやすい要素は、考えるといっぱいある(まぁ、それだけにはたからはおぼつかなく見えるのか、今でも犬が逃げたら…犬に逃げられてる時点でダメ…知らない人が助けてくれたりする。痩せてひょろひょろで小学生みたいに小さかった中学生の頃は、年輩の人に通学電車でかえって席を譲られたりもしたものだ)。
 こんなだから、やたらと道を訊かれたり、旅行先では写真とってくれと頼まれたり。これらは最近はさすがになくなってきたが。
 私が野村幸代とかデヴィ夫人みたいな容姿と中身だったらなぁ。
 と、十年前も思っていた。


★★★
ラスト・フレンズ』のスペシャル・アンコール編を、『源氏物語』やりながら横目でみた。
 相変わらず錦戸がいちばんいい。
 思い切り悪役なんだけど、誰よりも色気があって、上野樹里より長澤まさみといった女たちよりも美しい。


 色っぽくて美しいのに悪役。
 ヒットするドラマや物語は、主人公より悪役が美しいと決まってる。
 アニメのヤッターマンの悪役も、ガンダムのかたき役の赤い彗星シャアも、巨人の星星飛雄馬のライバル花形満も、主人公よりずっと端正で大人っぽくて美しい。

 
 東海道四谷怪談でお岩さんを虐待する元祖DV男の伊右衛門も、美男だから、いいのだ。
 こういうのを「色悪」というのだが、錦戸亮(というかソウスケ)は、伝統的な色悪の系譜上にあるのだ。
 と、きょう気づいた。

 でもさ、ミチルのウエディングドレスを胸に抱いて死ぬソウスケだけど、これ、ウエディングドレス着て死んでたらドン引きっていうか、ソウスケ、DVだけじゃなく、そんな趣味だったのね?と、もっと怖くなって良かったのに。いや、笑いを誘うだけかな……。