猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

本二冊

maonima2008-09-02

★9/1夜中頃から9/2の今に至るまでメールが受信できてない。
プロバイダに電話してもつながらないし、hpからみようとしてもメンテナンス中。
http://www.odn.ne.jp/odn_info/20080902.html
電話もつながらないわけだ。odn使ってる人全員、メール使えなくなってるんだから。
電話も殺到するわね。



山本淳子の『源氏物語の時代』読了。
いい、凄く。
本は、いわゆる「犬耳」だらけになった。



紫式部はどうして『源氏物語』を書いたか、彼女の人生に何があったのか知りたい」
みたいなことを、何年か前、学者の集まりで言ったら、
「『源氏物語』と紫式部を関連づけて論じるのはおかしいんだよ。そもそも紫式部の自筆本なんて残ってないんだし。あれは定家の作品といってもいいんだから」
と言われて、
「ええ〜? だって、それでも紫式部が書いたって『紫式部日記』にも出てくるし、作家の人生と作品を結びつけるのって、ふつうそうだろうし、紫式部の自筆本が残ってないって言っても、もとはそれを書き写したものなんだし」
と言いも思いもしたものだが、この本みたいにちゃんと、同時代の出来事をたくさんの史料を駆使して、ほんとに分かりやすく、紫式部の心が揺さぶられたであろう色々なことを見せてくれると、
「『源氏物語』と紫式部を結びつけて論じるなんておかしい」
と言った学者のほうこそ、おかしかったと溜飲が下がる。
 でも、その人も、きっとこの本を読んでいるだろうから、今ごろは考えも変わったかも知れない。




上地雄輔物語』を間違って二冊注文したらしく、手元に二冊。
う〜んう〜ん。
バカだ。


ああいやだ、猫にコーヒーの毛が。
じゃない、
コーヒーに猫の毛が。
しかし、猫にコーヒーの毛が、のほうが語呂がいい。
いつも語呂ばっかり気にしてるから最近は。