猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

プロポーズ&犬の三角関係

maonima2009-01-18

 夫がシバの散歩をさせてたら、五十代くらいの女性に、
「可愛いですね〜このワンちゃん。焼き鳥あげていいですか」
と言われたらしい。嫌とも言えず、なすがままにしていたら、
「うちの犬も連れてきていいですか」
と言うんだって。
近所だし、断るのもナンだから、夫が待っていたら、雄の柴犬三歳、その名もソロモンを連れてきて、
「避妊手術してるの?」と、シバを見て聞く。
「いいえ」
と夫が答えると、
「良かったら、うちのと結婚させてほしいわ〜」
みたいなことを言われたらしい。


「いくらでも妊娠させていいですよ〜ってシバを上げちゃったら良かったのに」と、冗談で私が言ったら、
「冗談にしてもひどい」と、娘が怒った。
「で、シバはソロモンとうまくいきそうだったの?」
と夫に聞くと、
夫「それが全然。ほえてたよ」
私「ソロモンは?」
夫「やっぱりほえてた」
私「じゃあダメじゃん」
娘「その人がシバを気に入ったってだけじゃん」
まぁ、姑にプロポーズされたみたいなもんで、それじゃあうまくいくわけないわな。



これ、まさにシバの女王とソロモンじゃないの!と、あるてみすさんて方の指摘を受け、なるほど気付かなかったよ、運命の二匹なのかな、とも思ったことだった。
いずれにしても、源(六、七歳)、トパーズ(シバと同じ約四歳)、シシ丸(同)、チョロ(十一歳)ら、馴染みの雄柴とは別の、新たな、そして強力なお婿さん候補の参入である。
ちなみにシバは雑種で同い年のトパーズが一番のお気に入り。
犬界では雑種が人気で、源ちゃんも雌雑種のトトちゃんに恋して、トトちゃんの家に脱走したことも。
この話は、以前もブログで書いたんだけど、
この二匹は相思相愛で、
ある日、源ちゃんの家に別の雌犬が飼い主と遊びに来て、源ちゃんと雌犬が庭でまったりしてたら、散歩でトトちゃんが。
トトちゃんはその雌犬と吠え合って、源ちゃんは困ったような顔して、庭を行ったり来たりしてたそうだ。
その後、しばらくトトちゃんは、源ちゃんの家の前を通りかかって、源ちゃんがすり寄ってきても、「つーん」という感じで無視していた。例の雌犬が飼い主とともに引っ越して以後も、つんつんしていたのだが、ずいぶん経つと、忘れてしまったのか、また何事もなかったように仲よくなったんだって。
その話を源ちゃんの飼い主さんはして、
「ねぇ、まるで人間みたい」って。
しばらく無視してるなんて、トトちゃんは、人間よりプライド高め?
それに犬は頭がいいから、例の雌犬の一件も、
忘れたんじゃなく、
ゆるしたのかもしれない。



http://d.hatena.ne.jp/maonima/20071031
ここに書いてた。ちょっと不穏なことも書いちゃってるが……。