きょう、やっと、『源氏物語』の第3巻(3/10発売)、再校戻した。
系図は、他の系図が書いていない召人との関係も分かるように書いたのはいつものこと。
付録にはいよいよセックス年表。
ありがちな六条院の図にもどこに誰が住んでいるかいろいろ書き込んだものを作った。
「源氏新聞」にはくらたまさんとTBSアナウンサーの小島慶子さんとの鼎談が。
と、今までにもまして盛り沢山。
でも第4巻も遅れ気味というか、かなり危機的状況なので、少しも気が抜けないが、この第4巻が、スピードとグルーヴ感あふれる「若菜」上下巻のくだりだから、
こっちも日々、泣いたり笑ったり、突っ込みながら、楽しくやってる。
そんなんで興奮したのか、
ゆうべなかなか眠れなくて、二時頃、下に降りてきたら、猫1が消えてるストーブの前にいて、それはいいのだが、仕事でもしようかと机にいって、イスを引いて座ろうとしたら、そこに、いつも内気な猫2(耳折れ丸顔のスコとアメショーのあいのこ)がちょこなんと。
ふだんは、私のイスはおろか、エサがほしい時以外はそばにも寄りつかないのに。
まるで社長のいない隙に、社長のイスにそっと座ってみてる気弱な係長みたいな感じで、可愛いものの。
こいつら、夜中にはほんと、何してるか知れたもんじゃない。
こないだなんか、シバがお座りして、やっとひとかけらもらえるささ身ジャーキーの袋を、机の脇にぶる下げてる手提げの中からおそらくポポ手でとったのだろう、80グラム入りのがまだほとんど残ってたのに、空になるまで食い尽くしやがった。
その日に限って、『源氏物語』の作業のために、机の横に丸イスを補助的に置いておいたんだが、
そのイスにのっかって、手提げの中をポポ手で探ってとったのだ。
おそらくは二匹で協力して……。
朝、空袋がむなしく落ちていた。
夫によると、猫2は以前もポポ手で手提げの中のシバのエサをとろうと探っていたことがあったという。
こんなにエサを与えてるのに、
夜中は小腹がすくのだろうか。
しかし、よりによって犬のエサを盗み食いするとは……。