猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

動物の性を取り込むヒトの性

(前置き略)
犬猫にあえてヒトのまぐはひを見せる。
そして犬猫やまぐはひ相手の反応を見る。
ついでに犬猫も参加させ、「お前もなめろ」等と命じる。
といったことは、実行はしないまでも、誰しも普通に考えることではないだろうか。
ヌード写真集なんかで、裸の女の横に黒猫などを侍らせているのをよく見るが、これも同趣のヒトの気持ちを反映していよう。




犬猫にオナニーを見せつける人間もいるだろう。
見せたくなくても、犬猫がそこらにいて、見られるということはあるだろう。
ヒトによっては食べ物も犬猫と一緒にとるだろう。
寝るのも一緒だったり、
愛する女に見立てて猫を撫でさすり、共寝するという『源氏物語』の柏木のようなヒトもいるだろう。
ヒトと長い歴史、密に過ごしてきた犬猫なら、
性にまつわることも、ヒトに巻き込まれ、とばっちりを受けることはあって当然だ。
だからどうということはないとはいえ、昔話や神話には、犬猫に限らず、猿とか蛇とか馬とか狐とか、そうした性レベルでのヒトと動物との関わりというのが物凄く多いなと常々感じる私にしてみれば、異類婚とかそういうくくりはさておいて、
これは大事な問題なのである。