猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

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柳生十兵衛

maonima2009-03-06

どうしてもどうしても柳生十兵衛をみたくてたまらない。
と言ったら、夫が二階でみてるボロテレビはCSが見れるのだという。


そういえば、二階で去年、アンテナ工事したっけ。
でも、一階のテレビでは見れない。
しかもCSの契約は競艇番組に関してしかしてないので、電話で、ファミリー劇場も見れるよう追加して(一月五百円)、
とうとうきょう、柳生十兵衛を見た。
再放送で見て以来だから、三十年ぶり以上である。
富田勲のテーマソングが流れるなり、涙が出てしまった。
若い山口崇が、本当にすてき。
今は七十すぎてるのかしら。
荒木又右衛門役の緒形拳も、スリの田中邦衛も、信綱役の中山仁柳生宗矩役の片岡千恵蔵も、
なんでこんなにいいの。
カメラワークもすばらしい。一話のラスト、走る十兵衛の横顔のアップで終わる箇所の緊迫感といったら!(絶句)




が、残念ながら、二階のボロテレビは地デジに対応していないのはもちろん、録画機能も壊れているので、
録画はできず(3/12追記。ついに二階にもテレビ、といっても17インチの小さいやつだが、それとレコーダーを買ったので、録画できるのだ!)。
だから、朝八時から、二階に紅茶をもってって、
テレビにへばりつきで見たのである。
源氏物語を手に入れて、
「后の位も何にかはせむ」の思いで読んだ孝標娘の気持ちもかくやというほど、
至福のひとときだった。
来週は朝七時。




テレビ買う暇が少しでもできたら、録画できるのを買いたいものだが、一回こっきりと思えばこそ、心に焼き付けられるということもあろう。
30年以上前、再放送でこの番組を初めて見た時のように(神奈川テレビだと思っていたけど、12チャンネルでやってたこれかもしれないhttp://www.showanavi.jp/tv/1975/1007/。でも私が見てた時間帯はたしか学校から帰ってきたあと、午後四時だった。友達に勧めたら、「うちでは見られない」と言ってた子もいて、その子の家が遠くて四時に間に合わなかったのか、あるいはやっぱり神奈川テレビだったのかもしれない)。
昔から私は時代劇は好きじゃなかったのだが、この十兵衛と木枯らし紋次郎だけは違った。
十兵衛は青春群像というか、
人間成長劇というか、
ネガ的寅さんというか、
水戸黄門ぽいところもありつつ、
黄門と違って、主人公が若いイケメンで、もてるのにスケベじゃなく、踏み込みもせず、男女の仲も煮え切らないままうやむやになり、なんというか、往年の少女漫画を読むのと同じか、それ以上にときめきながら、
漫画と古典だけが好きな中高生の私にも楽しめたのだった。




以来、何年か、柳生にはまったものだったなぁ。



最近、もう銭ゲバ熱もさめたので(早いね。しかしもともと漫画の時から銭ゲバはさして好きでもなく、ただドラマは松山ケンイチがいいってだけだったから)、
この39年も昔に作られた「柳生十兵衛」が、唯一積極的にみたいテレビ番組となってしまった。
さてゲラをやらねば。


http://minamis-zakki.cocolog-nifty.com/blog/cat20357163/index.html
三月から柳生十兵衛の再放送をCSでやるって知ったのは、ここを見て。
この方は毎回、かなり詳しい感想を書いておられるようだ。


http://ishidarie.blog118.fc2.com/
ここにも同好の士を発見!
毎回、柳生十兵衛の感想を書かれるそうだ。
なんだか嬉しい。
この方はイラストを描いているようで、趣味も似てるみたい(私は中高と美術部だった)。







3/5
侍ジャパンとか最近よく聞くけど、
なんかねー、
あと、武士道とかもヤだね。
江戸時代、この日本に侍がどいだけいたっての。


佐藤忠男も昔、なにかの本でそんなこと言ってて、私は深い共感を覚えたのだったっけ。

ほとんどは農民とか、いわゆる被支配者階級で、武士道なんか、そういう人たちにしみわたってはいなかったんじゃないの?
侍ったって、江戸時代なんて今以上に賄賂が横行していたんじゃないの?

侍とか武士道とか、聞くたびに、『ケッ』て思う。


と言いつつ、柳生十兵衛……。
しかし山口崇柳生十兵衛はJJサニー千葉とかと違って、貴族的な優雅ささえ感じられるから、別なのだ。