猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

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maonima2009-08-11

この世にこんな痛みがあったのか!と、出産時、思ったものだが、
ここのところ、この世にこんな痒みがあったのか!というほどの痒みで、毎晩、何度も目が覚める。
アシュレーちゃんのプロジェリア
大原麗子のギラン・バレー、
世の中にはいろんな病気があるものだ。
ありふれた病気を含めると、心身ともにどこかしら病気じゃない人なんていないのではと思えるほどに。


 今朝、うちの子が「あーきゃーわーママ来てー」と騒いでいるから、また小さな虫にでも大袈裟に反応しているのだろうと二階に行くと、
「タマがタマが、ベランダでー」
と言う。見ると猫1が口になにかばたばたするものをくわえている。と、うわっ、蝉じゃないか。
 死にかけの蝉を捕獲して、
「ほらほらこれ見て」とばかり誇らしげに、部屋に入ってこようとしていたのだ。
 蝉も必死でもがいて、ぽとっとタマの口から逃れ、落ちると「ジージージー」と悶えている。
 その蝉をポポ手でちょいちょい弄んで、再び口にくわえて入って来ようとするタマ。
 さらにわーわー言う子供に、驚いたタマが蝉を落とした隙に、その蝉をスコップで受け止め、私がベランダから落としたのだった。
「タマは可哀想だけど、目の前で蝉をバリバリやられても嫌だからね」
と私が言うと、
「タマは蝉食べないでしょ。ただおもちゃにして遊ぶだけじゃない?」
と子供。
 よけい嫌。だけど、蝉もなんだか死にかけていたし、どうせ残り少ない命ならタマの好きにさせてやってもよかったかもしれない。いや、たとえあとわずかな命でも、少しでも苦しみが少ないほうが絶対いいに決まってる。



しかし蝉はともかく、タマは可哀想だったな。
なんか、しばらくベランダを探してたし。
いつもほとんど動かないタマが珍しく俊敏なハンターの本能を見せてくれた一瞬だったのに。
その芽を摘んでしもうて。