猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

那須

maonima2009-08-27

へ一泊してきました。

去年泊まったオリーブって宿にしようかと思ったものの、三ヶ月先まで満杯だったので、名前からしてあれだけれど、ハロハロってペンションに。
ハロハロは、ペットの宿ドットコムでグランプリをとった宿だから悪くはないと思ったし、8月の25日だけ一部屋あいてたから。



で、この宿、行ったときは、部屋は狭めだし、「なんでこれがグランプリ?」って感じなのだが、帰ってきてみると、安いし、何より物凄く清潔だったし、ほかの犬で怖い思いはしなかったし、なるほどまぁグランプリなのかもしれないと。
とにかくここのおやじが思い出に残る。
一言でいうと、乙女。
まず行くと、カシスジュースを出してくれて、犬をまじえて記念撮影した写真を卓上カレンダーにしてくれる。
これは頼んでもないのに、サービスでやってくれるのだ。




そして晩ご飯のあとは、
「営業に来ましたよ〜」
と宿で飼ってる小型犬二匹を連れて、お客の犬との交流時間。
「あら〜、今日のお客様はみんな箱入り娘ね〜」
と、女言葉で、終始お客と接触しようとする。


至る所におやじの手書きだろうか、小型犬のイラストと共に「備え付けの以外は使わないでね」「牛乳は流しに棄てると環境破壊になるから、飲める分だけにしてね」とか話し言葉で書いてある。
小型犬が好きで、小型犬ばかり相手にしているうちにこういう女言葉になったのと、きっとこの人は前職は教師かなにかで、こんなくどい感じになったのだと思うが。
はっきし言って柴犬は浮く。
そして他の客や宿との接触を求めているわけではない我が家にとっては「……」だったが、結果的に忘れ得ぬ思い出になったという感じ。というか、動物王国やら沼原湿原(両方ともおやじお勧め。良かったです)とか行ったのに、那須の思い出はほとんどこのハロハロ乙女おやじで占められているという……。



料理はとっても美味しかった。
それに周りは小型犬ばかりなので、シバがおびえず、のびのびできたのがいい。
去年の宿は大型犬・超大型犬オッケーだったので、シバ以外、みんなでっかくて、しかもドッグランで大型犬にとりかこまれて、私が救ったといういきさつがあった。
もともとは犬が嫌いというか、怖い私にとって、ハロハロは、そういうストレスが皆無だったのは、何よりだった。
小型犬にとっては、とてもいい宿だろう。
しかし疲れた。
せっかく那須に行ってたのに、その間、東京も涼しかったみたいで悔しい。