猫も羽<わ>で数えましょう(大塚ひかりの犬・猫・人・他)

♥️昔描いた漫画、毎週日曜更新予定♥️

源ママの教え&柴犬ナショナリズム

今朝も七時過ぎに散歩。
雄柴源ちゃんママに会う。
こないだ、雄柴11歳チョロちゃんと新入り雌柴つくね生後半年に会い、つくねを撫でたら、嫉妬したシバがうなり、それに対してチョロちゃんが「ワン」と吠え、つくねをかばったという話をすると、
「それはね、自分の手下だと思ってるのよ、チョロちゃんはつくねを」
と源ママ。
「自分がボスだという意識があって、部下を守ってるのね。あたし、昔、柴の多頭飼いをしていて、やっぱりそんなことあったもの。家では大して仲良くないように見えても、いざ外に出て、ほかの人や犬が仲間をどうかすることがあると、ボスが守るのよね」
「そうだったのかぁ」
「そうなの。犬もたくさん飼うと、一頭だけの時と違ってまた面白いわよ。犬のボスはね、それにいったん決まると固定してて、年取ってもずっとその犬がボスだし」
「あっ、サルなんかと違うんですね」
「サルなんかだと、よく猿山のボス交替とかいって、若い後輩に乗っ取られたりするじゃない。でも柴犬はいったんボスになったら、どんなによぼよぼになってもずっとボス。ほかの犬はボスとして一歩退いて敬意を表するのよね」
「なるほど〜」
「柴犬には仁義があるのよ」
 そっかー。
 だから、柴犬は主人に忠実だとか、なにか日本的な精神に重ねられ、柴犬ナショナリズムとでも言うべき称えられ方をされるのかも。
 見てると、柴犬より、むしろゴールデンレトリバーなどの洋犬のほうが主人に忠実で、柴犬は主人の言うことでも嫌となったら聞かなかったりするのに。そもそも脱走する犬は、うちのシバも含めて、必ずと言っていいほど柴犬だし。
 獣医によると、柴犬はほかの犬と比べて極端に頑固だそうだ。
 よく言えば仁義があるのかもしれないけど、融通がきかないとも言えるね、柴は。
 でも、そこを含めて柴の魅力なんだよね。