猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

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昨日は中川六平さんの『ほびっと 戦争をとめた喫茶店 べ平連 1970-1975 inイワクニ』(講談社)の出版パーティだった。
私は中川さんの本も読んだ事なかったし、べ平連が何かも知らなかったのだけれど、中川さんとはサンカ研究会の吉野旅行やら、研究会やらで、ご一緒したことがあるのと、発起人の一人であるiさんとは二十年来の友人なので、行ってみた。
そしたら、iさんが子供を連れてきて、「二人目の子?」と聞くと、「そうだけど、去年、また生まれて今は三人になった」と言う。
てことは、奥さんは私と同い年だから、47歳で三人目を生んだのか、とびっくり。
初産は41、二人目は45、三人目は47……。
奥さん、弱々しい感じの人だったのに。
私なんか、30代でひとり生んだだけでも、きつくて、「20代に生むんだった」と思ったものだったのに。
私の頭の中は驚きの嵐。
つくづくこの手の事は個人差が激しい。
だから軽々に、こうすべきああすべき、と口にしてはいけないのだとの思いをさらに強くした。
だけど、奥さんは育児が大変で、一ヶ月、入院してしまって(そりゃそうだよなぁ)、そのあいだ、iさんは子供らを抱えて仕事しなきゃいけないから、あちこち預けたり、それはそれは難儀だったとか。





中川さんは、相変わらず無邪気な笑顔。
中川さんの仲間の朝倉さんや日名子さんたちも来ていて、ヘーゲルがどうのと議論を戦わしていた。
それを見ていたiさんが、
「還暦過ぎてヘーゲルとか言ってるのっていいね」
と言うから、
「いや、年取ると、昔の記憶のほうが強まるから。昔に戻ってるだけじゃないの? ぼけがきてるんだよ」
と私。
「いや、そんなことないでしょ」
とiさんは、三歳児をあやしながら。
三歳児はひとりで歌なんか歌ってくつろいでいるかに見えて、絶えずお父さんの動向を気にしているようで、iさんが歩くと、そのあとをとことことことこ追っている。
「今日は?」
とお父さんであるiさんが聞くと、
「ろっぺいちゃんのパーティ」
と、何度も教えられてきたのだろう、オレンジジュースをのみながら片言で答えるほっぺたが可愛かった。





それにしてもiさんは、私が二十代で手ひどい失恋をしたとき、愚痴につきあってアパートに泊まってくれたり、好物の筑水のようかんを買ってもらったり、一緒に水窪の田楽祭や京都だかに行ってもらったり、よくしてもらったものだ。もちろん男女の関係は微塵もないし、水窪はみんなも一緒だった。私はiさんのことは、どこか危険な場所に行くにも女友達よりはセキュリティ的に頼りになって、それでいて女友達同様気遣いせずに話が出来て、しかし男の意見もあるていど言ってくれる、ほんとに希有な友達だと思っていたんだが、昨日、朝倉さんに「昔、あんた(私です)のこと、iの奥さんだと思ってたよ」と言われ、はた目にはそう見えていたのかと驚いた。
iさんの子を見たのは初めてだったが、iさんも、子作りはしっかりしていたんだな、iさんも男だったんだなぁと、今更ながら感じ入ってしまった。
いや〜、そんなふうに思ってしまったくらい、子供の相手をする男って、妙に色っぽいんですよね。
お父さんとしての優しさに子育て能力を感じるというのもさることながら、その種付け能力を眼前に見せつけられるからですかね。男が若い女がいいってのは煎じ詰めれば妊娠可能だからってことで同じことだわね。って、これじゃあセクハラですね。ごめんなさい。もうやめよう。



最近、ミクシィツイッター化してる。そんなにみんなつぶやきたいかと思ってたが、私も気づいたらつぶやいていた。が、私のはつぶやきというより、誰もいない海で叫ぶって感じで重症。夫や中高時代の親友たちはツイッターともミクシィとも無縁。かたぎのまともな人はやらないのか。やっぱ私は自分で考える以上に外れ者なのか。
現実は辛いことが多いから、せめて書くときは、もう少し気分が楽しくなるようなことを、心がけるんだ。