15日、弟が病院から渡された病状の説明書によると、母は高血圧ではなかったようだ。
高血圧と思いこんでいたが、実はそれは六年前の最初の脳出血の直前、交通事故にあったとき、はかった際、上が180になったのを私が強く記憶していたためそう思っていただけで、実はふだんは上は120、下は80くらいだったというから、70代にしてはまぁまぁだったのではないか。
原因はよくは分からないが、可能性としては血管の奇形とか薬による易出血性とかいろいろあるが、アミロイドアンギオパチーの可能性が最も高いらしい。
アミロイドアンギオパチーによる脳出血はアミロイドという蛋白質が脳血管に沈着することで起こり、七十過ぎでは高血圧性脳出血の次に多いらしい。
なぜアミロイドが沈着するかは不明で、
高血圧と違って、降圧剤とか食事などでは予防のしようがないから、
ならないようにするには七十前で死ぬか、温度差のない所で暮らすとかしかあるまい。
世の中には何の落ち度がなくても不運な目にあう人がいるように、健康的な生活をしていても病気になる時はなってしまうのだ。
ただ、アミロイドアンギオパチーは再出血することが多いというけど、六年ぶりだから、今回はのんでた薬(ジプレキサ)のせいじやないかな〜と私は思っているのだが。
いずれにしても高血圧が原因でなくても、出血すると、それを補おうとして血圧が上がり、さらに出血するので、治療としては降圧する。
今後はずっと抗けいれん剤を飲み続けることになるそうだ。