昨日は一日違いの誕生日の大学時代の友人Kさんが、『源氏物語』が終わったお祝いをしてくれた。
お互い、親の悪口とか言ってるうちにあっという間に夜の十一時。
「たとえば子供にピアノの才能があると見ると、親はすぐにそれを伸ばそうと考えて、どこそこの先生につけようとかやりがちだけど、子供にピアノの才能があってもピアノが好きじゃなさそうなら、べつにそんなもの伸ばそうとしなくていい、将来ものにならなくたっていいから、子供が好きなことをやれる環境を、子供がその瞬間を、今を楽しめる環境を、親は用意すべき」というKさんの言葉に、いいこと言うね、と。
しかし、親にとっては、子供がどんな能力があるか見抜く以上に、子供が何を好きか見抜くほうが、子供をよ〜く見てなきゃいけなくて、大変なことかもしれない。
今日は母の見舞い。
車椅子にくくりつけられて、食堂にいた。
食事はどろどろの流動食だが、口から食べられるようになったので、良かった。
この絵はミクシィの記憶スケッチで描いた「ふくろう」
『貞丈雑記』