猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

早稲田的なものって何?

年末気分もなかったし正月気分もないのは、母の入院のせいとか、私がほとんど外出しないせいなのかと思っていたが、
犬の散歩をして、気がついた。
犬猫がいると、季節感、ほんとなくすのだ。
犬猫は毛の抜け替わりというのはあるし、猫は夏と冬の居場所はまったく違ったりはする。
が、奴らにクリスマスも正月も関係ない。
年末だからって休みがあるわけでもなく、いつもの時間に散歩に行かないと、シバはすねて下足の下にもぐるだけだし。
散歩で、嫌が応にも外に出ると、木の葉や土の色、木や草の種類などで「季節」を感じはするのだが、人間の作った風物詩みたいなのとは、無縁な奴らなのだ。




年末に新調してやった敷物、最初は警戒して使わなかった保守的な家畜どもだが、今みたら外のシバも中の猫どももそれを使ってぬくぬく寝ている。
いろいろ理不尽なことに落ち込みがちな正月だけれど、この平和な光景には和む。
産経のネタのために『宇治拾遺物語集』の次に、『今昔物語集』読み返してたら、とまんないんだが、しかし、長いもんだから、きりがなくて困る。たまにとんでもない話とかもあって、やっぱしずるずるあとを引く。
やっぱり私は古典と漫画と焼き芋があれば幸せかな。
今年もくじけず、生きる。