猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

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昨日は誕生日だった。
要介護3の母の今後を考え、夫と父と三人で、ベネッセとワタミの有料ホーム四施設見学した。
ワタミは綺麗で活気のある感じ。
ベネッセは静かで、真面目で堅実な感じ。
父はワタミが気に入り、夫はベネッセがいいと。
いずれにしても二人とも「やはり有料のほうがいい」との意見だったが、
私は期待していた有料ホームのイメージほどではなく、どっちもどっち、やってることは老健と大差ない気がしたのだが、
父と夫は、「ぜんぜん違うよ」と言っていた。
私は有料ホームへの幻想が強すぎたのだろうか。
「あなたが思い描いてるのは、もっと高い、超高級有料ホームじゃない?」と夫に言われたけれど、そういうのでもないのだ。
たとえば自分だったらどっちに入りたいかと思ったら、老人ばっかし集まった所はなんだかなぁと思うし、あと、お風呂の機械浴なんかの装置見ると、どっちも嫌だなと思ったのだ。
以前、なにかの本に書いてあったのだが、障害者の女性が「このまま自分は一生処女か」と思うとやりきれなくて、ホストを買った、その時、セックスより何より感動したのは、
「物心ついて、誰かと一緒に裸でお風呂に入るのは初めてで、そのことがいちばん嬉しかった」
と、あった。
いつもいつも自分だけが裸で、介護する人はみんな服を着てる。
だけど、ホストは一緒に裸になってお風呂に入ってくれた、それが嬉しいと。
まぁ要介護の老人が介護者と一緒にお風呂に入るわけにもいかないのだし、セクハラ問題もあるのだし、入れてもらえるだけでも物凄くありがたいのだが、
いろいろ考えさせられる。




父は行く先々で、なにか質問はと聞かれ、「階」だったり「F」だったり記述が不統一であるとか、パンフレットの細かな部分を指摘したり、「bathroom」とかみんな英語で書いてあるのはなんでだ、とか相変わらず些末なことばかりに言いがかりをつけるので、つくづく疲れた。
しかも娘が誕生日ということをすっかり忘れていた。