猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

ガスコンガスコンガスコン

毎日腹が張るので近所のかかりつけ医に行ってレントゲン撮ってきた。
結果は胃下垂
腸は何とかって型で、結腸があれだけど、異常というほどではない、と。
「最近何かストレスありますか?」
ときかれたから、
「あるっちゃあるけど、これといっては……」
と答えると、
「本人は気づいてなくても、ストレスでしょうね」
と言うんで、
「お腹が苦しいので楽になる薬をください」
と頼むと、ガスを出してお腹の張りを解消するその名も、
「ガスコン」
ってのを処方してくれた。
「これを一週間のんで、良くならなかったらまた来て下さい」とのこと。
「ガスコンガスコンガスコンガスコン……」と、そこいら中にしつこく書いてある薬の束を子供に見せたら笑われた。
たぶん夫も笑う。 




医者に行く途中、近所の奥さんに会った。
「最近お見かけしないからまた歯の神経症でもが悪化して、引きこもってんのかしらって心配してたのよ。本、読んだわよ」と言われてしまった。
『歯医者が怖い。』を読んでくださったらしい。
嬉しいような、情けないような。
いや、でもこうして私という人間を分かった上で、受け入れて下さる(下さってるんだよね?)ご近所があるというのはありがたいことだ。
力まず、弱点をさらして暮らしていけるからな。




ガスコンで今夜は楽になれるかな。