今日は古代メキシコ・オルメカ文明展に行ってきた。
ほんとは11/13、14なら午後一時半から芝崎さんのトークがあるらしいので、そっちが良かったのだが、今日が都合が良かったので急遽。
芝崎みゆきさんの『マヤ・オルメカ不可思議大全』で予習していたおかげで、入り口近くに展示してあった版画っぽいものにあった、マヤ神話「ポポル・ヴフ」に出てくる怪鳥ってのも、あああの変な双子と戦った怪鳥! 知ってる知ってる、と、楽しさ倍増。
会議してるような扁平頭の人たちはもっと大きいと思ってたから、やっぱし実物を見て良かったと満足。
入り口の巨頭(芝崎さんの本によると「デカ頭」)はレプリカだったが、でかい。しかしこれよりもっとでかいのもあるらしく、なんで頭だけ、しかもこんなでかいの作ったんだろう。
ヘルメットみたいなもの被ってるから戦士なのかな。
もしや、もともとは敵を威嚇するために村の境界かなんかに置いたのかな、魔除けっぽく。だけど一箇所でたくさん見つかっているんだよね……うーん。
笑う仮面も「楽しい仮面」て展示場には解説してあったけど、どう見ても楽しいっていうより、楳図かずおとか、そういうホラー系ひきつり顔なのだが。
売り場には、芝崎さんの本も置いてあった。
帰り、池袋駅に向かうと、夕暮れの中、ざんばら髪の浮浪者風大男が笑いながら歩いていた。
人がやみくもに笑ってる姿って、怖い。