今日は酒井順子さんと対談。
酒井さんの『紫式部の欲望』を中心とした話。
私は中でも「娘に幸せになってほしい」にグッときました。
これを「欲望」というくくりでとらえることでいろいろ腑に落ちること多々。
一歩間違えばそれは親のエゴにもつながるし、で、身につまされます。
平安文学が、女子校に似た閉じた世界ってのも。
そういえば、私も中高と女子校だったけど、女大名が町にお忍びで出かけ、柳生十兵衛と出逢って恋に落ちる漫画とか、シスターと同級生のレズ話とか描いて、同級生に回し読みされてましたっけ。
今ではその頃の同級生は心の支えで、12年前、心の病になったときも凄く救ってもらいました(詳細は平凡社新書『歯医者が怖い。』に書いた)。
対談は、例によって、いろいろ反省点はあれど、何はともあれ無事終わってホッ。
- 作者: 酒井順子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/04/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 25回
- この商品を含むブログ (14件) を見る