昨日は「絵巻で楽しむ 源氏物語」の座談会。
そのあと助川幸逸郎さん『光源氏になってはいけない』出版記念セミナーへ。
本も面白かったけど、話がこれまたあっという間の一時間半。
なんでこんなに心をつかむ話が出来るんだろと思っていたら、助川さん、お芝居をしてた(今もしてる?)とか。
芝居してたってつまんない人もいるけど、助川さんは面白かった。
助川さんは「もてなかった」って言ってたけど、
男にとって「面白さ」って大きなもてる要素だと思うのに不思議。
今はもてるのかな、だから過去形なのかも。
優れた古典は実用書だと私も思って言ったりしてたけど、助川さんの場合、政治的な目線はもちろん、プレジデント社主催のセミナーにふさわしく、
ビジネス目線も入っていて、さらに実践的な感じで、来場している働き盛りっぽい男女の人たちも、大満足なオーラを放っていた。
『源氏物語』以外に役立ちそうな古典は何? とか、『源氏物語』がエヴァンゲリオンならガンダムは古典で言うと何? とか、質問も盛んに飛んでいた(ガンダムは日本の古典なら『古事記』の出雲系神話に近いのかもねって私は感じるけど、エヴァンゲリオンて見る気がしなくて見てない)。
開催後のサインも長蛇の列。
なんか、『源氏物語』がとっても斬新な物語に(実際、当時の人にとっても、初めて読む人にとっても斬新なはずなんだけど)感じられた。
(写真は日曜、久しぶりに家族全員で一気に二時間散歩した時のシバ。好物のゆで卵をもらうため自主的お座り)
(猫のポロすけも右半身は不自由ながら、ほぼ歩けるように)