猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

おひなさま

maonima2012-03-04

今年はいろいろ大変なことが多くて、
おひなさまを出したのは3月3日。

九十年近く前、上海に行く時、コンパクトなものをというんで母方祖母が買ったものと聞いてます。
その後ニューヨークにもついて行ったおひな様。
小さい頃からずっとほしいほしいと思ってて、
母の姉である亡き伯母に、
「ちゃま(伯母のあだ名)が死んだら、ちょうだい」
と言ったら、
「死んだらとかって縁起悪い。生きてるうちにあげるわよ」
と言われて、もらったのでした。
高さ2センチ強、幅3センチていどのとっても小さな豆びなですが、すごく精巧に出来ていて、道具類も皆、ちゃんと引き出しがあくのです。




そういえば昨日はシバが突如いなくなったので、驚き焦った。
夜七時頃、いつものようにエサをやろうとしたのにシバがいない。
門扉の鍵もしまっているのに、どうしたのか、もしやいつも外にいて、可愛いものだから、盗まれたのか!  と思って、交番に行って帰ってきたら、シバが道をうろうろしている。
それから、近所の人と一時間以上走り回って、やっと捕獲。
一体どこから出て行ったのか謎だったのだが、いろいろ検証したところ、裏のほうの衝立がかしいでいたので、どうやら、そこから出て行ったようだ。
シバはなにやら発情していて、まさか、逃亡中に……という疑念もよぎる。
もししばらくして、シバのお腹が大きくなったら、逃亡中に何かあったということだろう。
しかし、シバが盗まれたと思った時は、単に逃亡したときより心配で(パピーミルとかに売られて、好きでもない雄とかけあわされて、何度も帝王切開されてどんどん子犬を生まされるのではとか想像して)、涙が出てしまった。
とても疲れる1日だった。