猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

月報

きょうは母の見舞い。
母がおやつを娘(母にとっては孫)にあげてたら、職員が、
「あ、それは大塚さんの分ですから。大塚さん、これも一日の大塚さんの大切な栄養の一部ですから」
と注意しに来た。
最初、どれくらい食べたか、はかるためなのか?
と思っていたら、今度は看護師が来て、再び、
「大塚さん、おやつも大事な栄養ですからね」と。
それで「あんまし食べたくないみたいですよ」と私が言ったら、母は、
「食べるわ」
「無理してでも食べる」
と食べていたが……。


たかが茶巾絞りの一かけ、孫にやったっていいじゃない。
運動もしないのだから……。


と、いつも感謝の気持ちがきょうはちょっと不快な気持ちで帰宅したら、
今度はアマゾンに問い合わせてた件で、驚きの回答が。
小学館の新編日本古典文学全集の『住吉物語とりかへばや物語』に月報が付いてなかったので問い合わせたら、調査しますというんで返事を待っていたところ、その返事が今日日曜にきた。
曰く、

「当サイトの商品詳細ページおよび出版社サイトにて「月報」についての記載を確認することができませんでしたため、誠に恐れ入りますが、本商品には付属されないものと存じます。
上記の理由により、誠に申し訳ございませんが、今回のご注文につきましては、交換商品の手配を承ることができません」
という返答。



以下のように国会図書館で調べても「付属資料」となっているし、私は月報好きで、月報欲しさに新刊を買ってるようなところがあるのに。
何より私自身、このシリーズの『狭衣物語』の月報を書いたこともあり、ひとしお月報には愛着がある。
https://ndlopac.ndl.go.jp/F/6D75JCHQCHT4K736T19DI81ASD4QRC69CL2YS88R36DY68E1JG-03709?func=full-set-set&set_number=416180&set_entry=000028&format=999



小学館にも問い合わせてみようと思うが、
古典文学の全集に月報が付いてないなんて、絶対おかしいよね!!



(25日付記)
1いま版元に確認。なんと月報は基本的に初刷りにだけ付ける決まりになっているので、私の入手した三刷では付いてないこともあるとか。しかし私の持ってる古事記は四刷り、日本書紀は二刷り、その他、刷りを重ねていても月報が付いてないことはなかったと言うと、本が回ってるうちに月報が落ちたものがあるかもしれないというんで、月報担当者からの電話待ちとなった。



2アマゾンからも返答。
版元に確認したところ、
「月報は初回配本分のみ、次回の出版情報などを案内する宣伝物として添付しており、それ以降の配本には付いていないとの回答がございました」
とのこと。


岩波・小学館のとあわせて120冊くらいあると思うんだが、
今まで初刷り以外でも付いていたのは何だったのかなと思う反面、
なら仕方ないか、と納得もいったのだった。



3問い合わせていた版元の月報担当者からも電話あり、
今すぐには月報は用意できないが、今回、時間を頂ければ用意できると思うとのこと。
ただ、今後、二刷り以降のものについて月報が用意できるという保証はできない、
また、三刷り・四刷りの本にも入っていたのは、初刷りで余ったものを入れていたのだと思うとのことだった。