猫も羽<わ>で数えましょう(旧「大塚ひかりのポポ手日記」since2004)

一切皆苦の人生、だましだまし生きてます。ネットでは、基本的にマイナスなこと、後ろ向きなことを書くスタンスですが、ごく稀にうっかり前向きなことを書いてしまう可能性もあります。

シバと背広

 犬にはつらい季節になりつつあります。
 今までは九時くらいの散歩でよかったのが、この暑さ、今朝は七時半に散歩しました。去年の夏のいちばん暑い時は五時半起きで、六時には散歩しないとダメでした。

 さて昨日、暑いので窓を開けてたら、おじさんがシバに、
「おはよう。行ってくるね。バイバイ」と声を掛けていた。
 いつも話しかけられているのでしょう。
 シバは吠えもせず。
 去年の夏も、六時半頃、窓を開けてたら、六十位の背広のおじさんがシバに、
「もう起きてるの。毎日偉いね。行ってきます」と声を掛けてたが、偉いのはこんなに早くから(たぶん仕事に)出かけてるお前だろう、と。
 何も答えぬ動物に話しかけるってどういう心理なんでしょう。
 シバに言ってるようで、実は自分に言い聞かせていたのでしょうか。毎日偉いね、早起きだね、って。


 しかし、あの背広のおじさん、実は泥棒だったりしてね。
 今の泥棒って背広姿が多いらしいんです。
 犬好きな泥棒だったりして。
 たぶん違うけど。