昨日、かぐや姫の物語の試写を見てきました。
原話である『竹取物語』に意外なまでに忠実という印象を受けました。
枝葉は違うけれど、根にある感情(漂う悲しさとか反骨精神など)や方法が『竹取物語』的というか。
たとえば『竹取物語』は実在の人物をモデルにしていることで有名ですが、映画もそういう部分があるのではと思わせるところとか。
『竹取物語』の面白さは、かぐや姫の頭脳明晰なキャラの爽快さと、グローバル性というか、さまざま世界の価値観が錯綜する面白さと謎解きの楽しさにあると思うのですが、そうした要素が映画にもありました(かぐや姫の性格は原作のほうが強いと思うが)。
全体に謎が謎を呼ぶというか、
まだまだ続くと思ってるうちにあっという間に終わってしまった感じで、ぜひもう一度見て、色々考えたいと思います。