昨日夕方、あまりにも首が痛くてたまらなくなって、思い切って、生まれてはじめてマッサージ屋に行きました。
思い切って、というのは、私は臆病なのと、人に体とか触られるのが嫌いだから、なのですが、家人がいつも行ってるマッサージ屋で安心というのと、ゲラが珍しく重なったせいで、やっぱり痛みがせっぱつまっていたので、行ったのです。
そしたらとっても気持ち良かった。
問診票に執筆業と書いたら、係の女の人がもしかして知ってるかもと言うので、まさかと思いつつ、旧姓の名前で古典のこういう仕事をしてると答えたところ、「美的」で書いていたでしょう、と言われてびっくり。
読んでくれてる人がいたんですね。
美容院なんかだと分かるけど、マッサージ屋で、読んでてくれたって嬉しいです。
そんなこともあり、気持ちいい一時でした。
また、行ってみよう。
『反古のうらがき』に、自分の鼻や手がどんどん大きくなる奇病の話が載っていて、実はこれは大きくなるように感じるだけで、“心の病”“肝気の病”というのだが、これって不思議の国のアリス症候群みたいな感じなのだろうか。なんかちょっと違う気もするし。こういう病気って、いまもあるのかな。