ここのところ、またいろいろ不安感が強かったので、きょうはおととい予約してあった馬車道の小野先生のところへ。
三つの不安(娘の歯科矯正の抜歯のこと・私自身の歯のこと・小野先生がやめたら私はどこへ行けばいいのかということ。と、具体的に書くと、どれも馬鹿馬鹿しいような不安ばかりで恥ずかしいです。最初の不安は、私が感じてるだけで、本人は感じてないわけだし)をぶつけた。
その往き帰りの電車内で、伊藤比呂美さんの『父の「生きる」』読了。
アスペルガーの私の父と違って(病気と思えば仕方ないんですが、父に病識がないのが困る)、伊藤さんの父親は人の気持ちをおもんばかれる立派な人だ。なのに、全然違うのに、さいごのほう、お父さんが亡くなるくだりとか、読んでて涙があふれてきて、電車の中だから困った。
カリフォルニア在住の伊藤さんが、いくらお父さん子とはいえ、お父さんに毎日電話をしていたのも凄いなぁと思った。
馬車道って、本を読んでるとあっという間ですね。
途中、なつかしい白楽ではおりたい気持ちがしたけど、いろいろ雑事があるので帰宅。